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総合型選抜の面接マナー完全ガイド|服装・入退室・言葉遣い・当日の流れを高校生向けに徹底解説

水瀬彩香 ❘ 理系受験生向け対策|

総合型選抜の面接では、志望動機や自己PRの内容だけでなく、服装・入退室の仕方・言葉遣いといった「マナー」が合否に大きく影響します。どれだけ熱意のある答えを準備していても、第一印象や立ち居振る舞いで減点されてしまうのは非常にもったいないことです。実際、面接官は受験生が入室した瞬間から評価を始めていると言われており、最初の10秒で印象の大半が決まるという研究結果もあります。この記事では、総合型選抜の面接当日に向けて、服装・持ち物・入退室の流れ・言葉遣い・姿勢・態度まで、高校生が押さえておくべきマナーをすべて網羅して解説します。グループ面接・オンライン面接など形式別の注意点や、面接官が実際に減点するマナーミスTOP5も紹介するので、「自分のやり方が正しいかどうか不安」という方はぜひ最後まで確認してください。

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面接当日の服装|高校生は何を着ていけばいい?

基本は制服が最もスタンダード

高校生の総合型選抜面接において、服装の基本は制服です。制服は「高校生らしさ」を表す最もフォーマルな服装であり、多くの大学が制服での受験を想定しています。私服の高校に通っている場合や、制服がない場合は、スーツに準じたフォーマルな服装を選びましょう。

制服を着る際には、清潔感が最優先です。シワや汚れがないか事前にチェックし、前日のうちにアイロンをかけておきましょう。スカートの丈は規定通り、ボタンはすべてとめる、ネクタイ・リボンは正しく着用するなど、普段の学校生活よりも「きちんと感」を意識することが大切です。

なぜ清潔感がこれほど重視されるかというと、総合型選抜では「大学のアドミッションポリシーに合う人材かどうか」を総合的に判断するからです。服装の乱れは「自己管理能力が低い」「準備が不十分」という印象に直結し、どれだけ内容が良くても評価を下げる原因になります。

私服・スーツを選ぶ場合のポイント

私服高校の生徒やスーツを選ぶ場合は、以下のポイントを参考にしてください。

項目

男性

女性

トップス

白・薄いブルーのシャツ

白・薄い色のブラウス

ボトムス

黒・紺・グレーのスラックス

黒・紺・グレーのスカートまたはパンツ

アウター

紺・グレーのジャケット

紺・グレーのジャケット

黒・茶の革靴

黒・ベージュのパンプス(ヒール低め)

靴下・ストッキング

黒・紺・グレーの無地

肌色・ベージュのストッキング

派手な色やデザインは避け、シンプルで清潔感のある組み合わせを選びましょう。アクセサリーは最小限にとどめ、ピアスは外すかシンプルなものにするのが無難です。

髪型・身だしなみの注意点

服装と同様に、髪型や身だしなみも重要な評価ポイントです。前髪が目にかかる場合はピンで留める、長い髪はすっきりとまとめる、男性は耳にかかる長さに整えるなど、顔がはっきり見える状態にしておきましょう。

メイクは高校生らしい自然なものにとどめ、濃いアイメイクやカラーリップは避けましょう。爪は短く切り、ネイルは透明か薄いピンク程度にとどめるのが理想です。香水は強すぎると面接官に不快感を与えることがあるため、使用しないか極めて少量にしてください。

面接当日の持ち物チェックリスト

面接当日に持参すべきものは、大学によって異なりますが、一般的に以下のものを準備しておきましょう。

持ち物

備考

受験票

必ず印刷して持参。スマートフォンのみは不可

身分証明書

学生証や健康保険証

志望理由書のコピー

面接前に内容を確認するため

筆記用具

万年筆・ボールペンなど

交通系ICカード・現金

交通費の予備も用意

腕時計

スマートフォンで時間確認はNG

ハンカチ・ティッシュ

清潔なものを

折り畳み傘

天候が不安定な場合に備えて

モバイルバッテリー(オンライン面接の場合)

デバイスの充電切れ防止

イヤホン・マイク(オンライン面接の場合)

音声トラブル防止のため有線が安心

持ち物を前日のうちにすべてカバンに入れておくことで、当日の焦りを防げます。また、受験票は2枚印刷しておくと、万が一紛失した際にも安心です。志望理由書のコピーは、面接会場に向かう電車の中や待機時間に見直すことで、答えの内容を確認できます。

オンライン面接の場合は、デバイス(PC・タブレット)の充電状態・カメラ・マイクの動作確認を前日に済ませておくことが必須です。当日になって「カメラが映らない」「音が聞こえない」というトラブルは、それだけで大きな減点要因になります。

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面接当日の流れと入退室マナー

受付から待機室まで

面接当日は、指定された集合時間の10〜15分前には会場に到着するようにしましょう。遅刻は論外ですが、早すぎる到着も大学側に迷惑をかける場合があります。受付では「〇〇高校の△△と申します。本日は面接でお伺いしました」と丁寧に名乗り、担当の方の指示に従って待機室へ移動します。

待機室では、スマートフォンの電源を切るかマナーモードにし、静かに待ちましょう。この時間を利用して、志望理由書のコピーを見直したり、深呼吸して気持ちを落ち着けたりするのがおすすめです。他の受験生との会話は最低限にとどめ、落ち着いた態度を維持することが大切です。

入室の手順と正しいマナー

面接室への入室は、多くの受験生が緊張する場面です。以下の手順を頭に入れておきましょう。

入室の手順

1. ドアを2〜3回ノックする(「コンコン」と2回が一般的)
2. 中から「どうぞ」と声がかかったら「失礼します」と言いながらドアを開ける
3. 部屋に入ったらドアの方を向き、静かにドアを閉める(背中を向けて閉めるのはNG)
4. 面接官の方を向き、「よろしくお願いいたします」と言いながら丁寧にお辞儀をする
5. 「どうぞお座りください」と言われてから椅子に座る(自分から座るのはNG)
6. 座る前に「失礼します」と一言添えるとより丁寧

ノックを2回にするのは、在室者に「入室してもよいですか」と確認を求めるためです。1回だと軽すぎて気づかれないことがあり、3回以上は急いでいる印象を与えることがあります。ドアを正面向きで閉めるのは、背中を向けることが「相手に対して失礼」という礼儀の観点から来ています。入室の最初の動作一つひとつに意味があると理解することで、自然に身につけやすくなります。

お辞儀の角度は約30度が「敬礼」として適切です。最初のお辞儀は特に丁寧に、ゆっくりと行いましょう。

退室の手順と正しいマナー

面接が終わったら、退室の際も丁寧なマナーが必要です。

退室の手順

1. 面接官から「以上で終わりです」などの終了の合図があったら「ありがとうございました」と言ってお辞儀をする
2. 椅子から立ち上がり、椅子を元の位置に戻す
3. ドアの前まで移動し、面接官の方を向いて「失礼いたします」と言いながら再度お辞儀をする
4. ドアを開けて退室し、ドアを静かに閉める

退室後、廊下や建物の外に出るまでは気を抜かないようにしましょう。面接官が廊下から見ている場合や、スタッフが様子を確認している場合もあります。「面接が終わった」と安心して廊下で友人と大声で話したり、スマートフォンをすぐに取り出したりする受験生は少なくありませんが、それ自体が評価対象になることがあります。建物を出るまで「面接中」という意識を持ち続けることが大切です。

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形式別マナーの注意点|グループ面接・オンライン面接はここが違う

総合型選抜の面接は、個人面接だけとは限りません。複数の受験生が同時に選考されるグループ面接や、自宅から受けるオンライン面接を実施する大学も増えています。形式が違えば、求められるマナーも異なります。事前に自分が受ける形式を確認し、それぞれの注意点を把握しておきましょう。

まず、形式ごとの主な違いを以下の表で確認してください。

項目

個人面接

グループ面接

オンライン面接

入室

1人で入室

案内に従い列で入室

開始前にURLに接続

着席

指示されてから座る

全員揃ってから着席

開始前から着席でOK

発言

質問に答えるのみ

他の受験生への配慮が必要

カメラに向かって話す

視線

面接官を見る

発言者と面接官を交互に見る

カメラレンズを見る

退室

1人で退室

全員で退室

接続を切る前に一礼

注意点

自分の言動のみ管理

他の受験生が話す間の態度

背景・照明・通信環境

グループ面接特有のマナー

グループ面接では、自分が話していない時間の過ごし方が非常に重要です。他の受験生が発言しているとき、面接官はその受験生だけでなく、聞いている側の態度も観察しています。

他の受験生が話しているときの正しい態度

- 発言している受験生の方に自然に視線を向け、うなずきながら聞く
- 腕を組む、視線をそらす、メモを取ることに集中しすぎるといった行為は避ける
- 他の受験生の意見に対して、あからさまに否定的な表情や反応をしない

発言の順番とタイミング

グループ面接では「どうぞ発言してください」と促される場面があります。発言したい場合は、他の人の話が完全に終わってから「失礼します」と一言添えて発言を始めましょう。割り込みは絶対にNGです。逆に、なかなか発言の機会が回ってこない場合でも、焦って話に割り込まず、面接官が発言を求めてくれるのを待つのが基本です。

グループ面接での心構え

グループ面接は、他の受験生との比較ではなく「協調性やコミュニケーション能力があるか」を見る場でもあります。他の受験生の意見を否定することなく、「〇〇さんの意見を踏まえると、私は〜と考えます」といった形で発言できると、協調性と主体性を同時にアピールできます。

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オンライン面接特有のマナー

オンライン面接は、自宅など慣れた環境で受けられる反面、対面とは異なる準備が必要です。以下のポイントを必ず確認しておきましょう。

カメラ・照明・背景の設定

- カメラの位置は目線と同じ高さになるように調整する(見下ろす・見上げる角度はNG)
- 照明は顔の正面から当てる。逆光(窓を背にする)は顔が暗く映るため避ける
- 背景はシンプルな壁か、整頓された室内にする。バーチャル背景は使用可否を事前に確認する
- 服装は上半身だけでなく、万が一立ち上がる場面に備えて全身を整えておく

カメラ目線と話し方

オンライン面接での大きな落とし穴は「視線」です。画面の中の面接官の顔を見て話すと、カメラより下を向いた状態になり、相手には「目線が合っていない」と映ります。話すときは意識的にカメラレンズを見るようにしましょう。

また、オンラインでは声が聞き取りにくくなることがあるため、対面よりもやや大きめの声で、ゆっくりはっきり話すことを意識してください。

通信トラブル時の対応フレーズ

万が一通信が途切れた場合に備えて、対処フレーズを頭に入れておきましょう。

- 相手の声が聞こえなくなった場合:「恐れ入りますが、音声が途切れてしまいました。もう一度おっしゃっていただけますか」
- 自分の映像や音声が切れた場合:再接続後に「大変失礼いたしました。通信が不安定になってしまいました」と一言添える
- 事前に大学側の連絡先(電話番号・メールアドレス)を手元に控えておくと、完全に接続できなくなった場合にも対応できます

面接中の言葉遣いと敬語の使い方

正しい敬語の基本

面接では、日常会話とは異なる丁寧な言葉遣いが求められます。敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類があり、面接では特に謙譲語と丁寧語を正しく使うことが重要です。

よくある言葉遣いの誤りと正しい表現を確認しておきましょう。

NG表現

正しい表現

「〜じゃないですか」

「〜ではないでしょうか」

「〜なんですけど」

「〜なのですが」

「すごく〜」

「非常に〜」「大変〜」

「やっぱり」

「やはり」

「〜とか」

「〜など」「〜といった」

「ちょっと」

「少し」「若干」

「〜なので」(文頭で使用)

「〜ですので」

「わかりました」

「承知いたしました」「かしこまりました」

面接でよく使う定型フレーズ集

言葉遣いに不安がある場合は、場面ごとの定型フレーズを事前に覚えておくと安心です。以下の表を参考に、声に出して練習しておきましょう。

場面

使えるフレーズ

入室時

「失礼いたします。〇〇高校の△△と申します。よろしくお願いいたします」

着席時

「ありがとうございます。失礼いたします」(着席しながら)

質問に答えるとき

「はい、〜だと考えております」「〜という理由から、〜と思っております」

考える時間が必要なとき

「少々考えさせていただいてもよろしいでしょうか」

質問が聞き取れなかったとき

「恐れ入りますが、もう一度おっしゃっていただけますか」

答えに自信がないとき

「私の考えではございますが、〜だと思っております」

面接の終わりに

「本日はお時間をいただきありがとうございました」

退室時

「失礼いたします。どうぞよろしくお願いいたします」

これらのフレーズは、丸暗記するよりも「なぜこの言い方をするか」を理解した上で使うと、自分の言葉として自然に出てくるようになります。

話し方・伝え方のコツ

言葉遣いだけでなく、話し方そのものも評価の対象です。以下のポイントを意識しましょう。

結論から話す:質問に対しては、まず「はい、〜だと思います」「〜です」と結論を先に述べ、その後に理由や具体例を続けましょう。「えーっと、何と言いますか…」と前置きが長いと、自信がない印象を与えます。

適切な速さで話す:緊張すると早口になりがちです。意識的にゆっくり、はっきりと話すようにしましょう。1分間に300〜350字程度が聞き取りやすいスピードの目安です。

語尾をはっきりさせる:「〜だと思います…」と語尾が消えていくような話し方は自信のなさを印象づけます。「〜だと考えております」とはっきり言い切りましょう。

「えー」「あー」などのフィラーを減らす:これらの言葉は考えている時間を埋めるためについ出てしまいますが、多用すると印象が悪くなります。考える時間が必要な場合は「少し考えさせてください」と一言伝えるのが誠実な対応です。

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面接中の態度・姿勢・視線

正しい座り方と姿勢

面接中の姿勢は、言葉と同様に重要なコミュニケーション手段です。背筋を伸ばして椅子に座り、背もたれには寄りかからないようにしましょう。足は揃えて床につけ、手は膝の上に自然に置きます。

前のめりになりすぎるのも、後ろに反り返るのも印象が悪くなります。「背筋を伸ばして、体を少し前に傾ける」くらいの姿勢が、積極的に話を聞いている印象を与えます。足を組む、貧乏ゆすりをする、腕を組む、頬杖をつくといった行為は絶対に避けましょう。

視線と表情の作り方

視線は、面接官の目を見て話すことが基本です。ただし、じっと見つめ続けるのも威圧的に見えることがあるため、面接官の目から鼻のあたりに視線を置くと自然な印象になります。複数の面接官がいる場合は、質問した面接官を中心に見つつ、他の面接官にも視線を向けるようにしましょう。

表情は、緊張していても意識的に口角を上げて穏やかな表情を保つことが大切です。面接中ずっと笑顔でいる必要はありませんが、真剣な話の中でも表情が硬すぎると「コミュニケーション能力が低い」と判断されることがあります。面接官の話を聞いているときは、うなずきながら聞く姿勢を見せると好印象です。

聞く態度の重要性

面接では「話す」だけでなく「聞く」態度も評価されます。面接官が話しているときに視線を外す、メモを取ることに集中しすぎて顔を上げない、反応が薄いといった行動は印象を悪化させます。

面接官の言葉に対して、適切なタイミングで「はい」と返事をしたり、うなずいたりすることで、しっかりと聞いていることを伝えましょう。また、質問の意味が理解できなかった場合は、黙って考え込むよりも「恐れ入りますが、もう一度おっしゃっていただけますか」と丁寧に聞き返す方が誠実な印象を与えます。

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面接官が実際に減点するマナーミスTOP5|よくある失敗と対策

「マナーに気をつけよう」と思っていても、緊張や慣れのなさから意外なところでミスが起きます。ここでは、面接官の視点から「実際に減点につながりやすいマナーミス」をTOP5形式で紹介します。自分が該当していないか、ぜひ確認してみてください。

第1位:入室前・待機中のスマートフォン操作

受付を済ませた後や待機室でスマートフォンを操作する受験生は非常に多いです。しかし、スタッフや面接官が廊下や待機室の様子を確認していることは珍しくありません。「スマートフォンを触っていた」というだけで、「緊張感がない」「場の空気が読めない」という印象を与えます。待機中はスマートフォンをカバンにしまい、志望理由書の確認や深呼吸に時間を使いましょう。

第2位:ノック音が小さすぎる・ノック回数が不適切

緊張のあまりノックの音が小さすぎて聞こえない、あるいは1回しかノックしないというミスがよく起きます。面接官に「入室の意思を伝える」という目的を理解していれば、自然と適切な強さ・回数でノックできるようになります。練習では、実際にドアをノックする動作まで含めて繰り返しましょう。

第3位:椅子を引かずにそのまま座る

「どうぞお座りください」と言われた瞬間、椅子を引かずにそのままの位置で窮屈に座ってしまう受験生がいます。椅子は自分が座りやすい位置に静かに引いてから着席するのが正しいマナーです。また、座る前に「失礼します」と一言添えることも忘れずに。

第4位:語尾が消えていく話し方

内容は準備できていても、語尾が「〜だと思います…」と尻すぼみになってしまうケースは非常に多いです。語尾が消えると、面接官に「自信がない」「意志が弱い」という印象を与えます。「〜だと考えております」と最後まではっきり言い切る練習を繰り返しましょう。録音・録画して自分の話し方を確認するのが効果的です。

第5位:退室後の廊下での私語・スマートフォン操作

面接室を出た瞬間に「終わった〜!」と声を上げたり、すぐにスマートフォンを取り出したりする受験生は少なくありません。しかし、建物内ではスタッフが近くにいることが多く、その様子が面接官に報告されることもあります。建物を完全に出るまでは、面接中と同じ緊張感を保つことが大切です。

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面接前日・当日の準備と心構え

前日にやっておくべきこと

面接の前日は、以下のことを済ませておきましょう。

書類の確認と持ち物の準備:受験票・志望理由書のコピー・筆記用具などをカバンに入れ、翌日すぐに出発できる状態にしておきます。

服装の最終チェック:制服やスーツにシワがないかアイロンをかけ、靴を磨いておきましょう。靴の汚れは意外と目立ちます。

ルートと所要時間の確認:会場までの交通手段と所要時間を確認し、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。当日の電車遅延に備えて、1本早い電車に乗る計画を立てると安心です。

オンライン面接の場合は機器の動作確認:カメラ・マイク・スピーカーが正常に動作するか、接続URLが正しいかを確認します。Zoomなどのアプリは最新版にアップデートしておきましょう。

早めの就寝:睡眠不足は集中力の低下につながります。緊張して眠れない場合でも、横になって目を閉じるだけで体の疲労は回復します。スマートフォンは就寝1時間前にはしまいましょう。

当日の心構えとメンタル管理

面接当日は誰でも緊張します。「緊張しない」ことを目標にするのではなく、「緊張していても普通に話せる状態を作る」ことを意識しましょう。

会場に向かう電車の中では、志望理由書のコピーを読み返し、答えの流れを頭の中で整理しましょう。深呼吸を繰り返すことで副交感神経が優位になり、緊張が和らぎます。「4秒かけて吸い、8秒かけて吐く」という呼吸法は、緊張を和らげる効果があると言われています。

また、「完璧に答えなければならない」というプレッシャーを手放すことも大切です。多少詰まっても、答えが思い出せなくても、それ自体で不合格になることはほとんどありません。誠実に、自分の言葉で伝えることが最も重要です。

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まとめ

総合型選抜の面接マナーについて、服装・持ち物・入退室の流れ・形式別の注意点・言葉遣い・姿勢・態度・当日の準備まで詳しく解説しました。重要なポイントを以下にまとめます。

- 服装:制服が基本。私服の場合はシンプルで清潔感のあるフォーマルな服装を選ぶ
- 持ち物:受験票・志望理由書のコピー・筆記用具・腕時計などを前日に準備する。オンライン面接はデバイス・イヤホンの動作確認も必須
- 入退室:ノック→「失礼します」→ドアを閉める→お辞儀→着席の流れを体に染み込ませる。退室後の廊下でも気を抜かない
- 形式別マナー:グループ面接では他の受験生が話す間の態度が評価される。オンライン面接はカメラ目線・背景・通信環境を事前に整える
- 言葉遣い:正しい敬語を使い、結論から話す習慣をつける。定型フレーズを事前に覚えておくと安心
- 姿勢・態度:背筋を伸ばし、面接官の目を見て話す。聞く態度も重要
- マナーミス対策:スマートフォン操作・小さいノック・語尾の消え方・退室後の私語など、よくある失敗を事前に把握して対策する
- 当日の準備:前日に持ち物・服装・ルートを確認し、十分な睡眠を取る

マナーは一朝一夕で身につくものではありません。面接練習の中で意識的に取り組み、自然にできるようになるまで繰り返しましょう。マナーが整っていると、面接官に「準備をしっかりしてきた」という好印象を与えることができ、内容の評価にもプラスの影響を与えます。

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この記事を書いているのは

水瀬彩香 ❘ 理系受験生向け対策

上智大学理工学部卒。総合型選抜で同学部に合格した自身の経験をもとに、理系受験生の志望理由書・小論文・面接対策を中心にサポート。特に、研究テーマへの関心や将来像を、説得力のある志望理由として整理する指導を得意とする。受験生の表面的な言葉を整えるだけでなく、「なぜその分野を学びたいのか」「どの経験が志望理由につながるのか」を丁寧に掘り下げることを重視。現在は株式会社mugendAIにて、総合型選抜対策AIのコンテンツ作成・監修に携わり、受験生が自分の考えを落ち着いて、かつ魅力的に伝えられるよう支援している。

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