
小論文対策はいつから始める?合格者の開始時期・高3春でも間に合う対策を解説【総合型選抜】
小論文対策は、いつから始めればいいのでしょうか。
総合型選抜(旧AO入試)を考え始めたとき、多くの高校生が「まだ早い?」「高3からでも間に合う?」と悩みます。
結論から言うと、小論文対策は高校2年生の後半〜高校3年生の春に始めるのが理想です。その理由は、総合型選抜の出願が多くの大学で9〜10月に始まるため、高3夏の時点で小論文をある程度書ける状態にしておく必要があるからです。逆算すると、基礎から積み上げるには3〜6ヶ月の準備期間が必要になります。つまり、高2冬〜高3春がスタートラインとして最も適切な時期といえます。
ただし、高3から対策を始めて合格する受験生も実際にいます。 重要なのは「いつ始めるか」だけでなく、何をどの順番で対策するかです。
この記事では、
- 小論文対策はいつから始めるべきか
- 合格者が実際に始めている時期
- 志望校レベル・学部系統別の開始時期の目安
- 高3からでも間に合う対策方法
- 理想的な年間スケジュール
を、総合型選抜の指導経験をもとにわかりやすく解説します。今からでもできる具体的な対策も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
総合型選抜対策アプリ「アオマル」では、志望理由書の添削・面接対策・自己分析など、合格に必要な対策をAIがサポートします。
小論文が総合型選抜で重要な理由
総合型選抜では、学力試験だけでなく、
- 志望理由
- 思考力・表現力
- 学問への関心の深さ
といった「人となり」が重視されます。
その中で小論文は、受験生の考え方を最もストレートに評価できる材料です。
なぜ小論文は差がつきやすいのか
- 丸暗記では対応できない
- テーマに正解がない
- 書き方次第で評価が大きく変わる
つまり、小論文は準備量と質がそのまま結果に反映される試験なのです。
総合型選抜では、アドミッションポリシー(大学が求める学生像)に沿った思考力・表現力が問われます。小論文はその思考力を直接測る場であり、面接や志望理由書との一貫性も含めて評価されます。だからこそ、早めに対策を始めて「自分の考えを論理的に書く力」を育てることが、合格への近道になるのです。
▶ 総合型選抜の小論文とは?書き方・対策・評価されるポイントを徹底解説
小論文対策はいつから始めるべき?【結論と根拠を先出し】
結論から言うと、小論文対策は高校2年生の冬〜高校3年生の春に始めるのが理想です。ただし、高校3年生から始めても合格している受験生は実際にいます。
なぜ高2冬〜高3春が理想なのかというと、総合型選抜の出願は多くの大学で9〜10月に始まり、小論文・面接の選考は10〜11月に集中しています。高3夏(7〜8月)には志望理由書・小論文・面接のすべてをある程度仕上げておく必要があるため、そこから逆算すると3〜6ヶ月の準備期間が必要です。つまり、高2冬〜高3春がスタートラインとして最も余裕のある時期ということになります。
まずは全体の目安を見てみましょう。
開始時期 | 状況 |
|---|---|
高2冬〜高3春 | 最も余裕がある理想的な時期 |
高3春〜夏 | まだ十分間に合う |
高3夏以降 | 短期集中の対策が必要 |
重要なのは、「いつ始めるか」よりも「どう対策するか」です。それぞれのケースを見ていきましょう。
理想は高校2年生の冬〜高校3年生の春
小論文対策の理想的なスタートは、高校2年生の冬〜高校3年生の春です。
この時期に始めると、次の3つの準備ができます。
① 小論文の基本を理解できる
- 小論文と作文の違い
- 基本構成(序論・本論・結論)
- 論理的な書き方
こうした基礎を落ち着いて身につけられます。
② 志望分野の知識を増やせる
小論文では、次のようなテーマがよく出題されます。
- 教育
- 環境問題
- AI・テクノロジー
- 少子高齢化
早めに対策を始めることで、社会問題の理解を深める時間が取れます。
③ 添削と改善を繰り返せる
小論文は書いて終わりではなく、改善が重要です。
- 書く
- 添削を受ける
- 修正する
このサイクルを何度も回せるため、文章力が安定して伸びます。
▶ 大学入試の小論文にAI添削は使える?ChatGPTや添削サービスの違いも解説
高3からでも間に合うケースはある
「もう高校3年生だけど遅いのでは…」と感じている人もいるかもしれません。しかし、高校3年生から対策を始めて合格する受験生も少なくありません。
特に次のような人は、比較的伸びやすい傾向があります。
間に合いやすいケース
- 普段から文章を書くのが得意
- 読書量が多い
- 社会問題に関心がある
- 志望分野がはっきりしている
小論文は、短期間でも「書き方の型」を理解すると一気に改善することがあります。 そのため、もし今から対策を始める場合でも、
- 小論文の基本構造を理解する
- 頻出テーマを知る
- 添削を受けて改善する
といった効率的な対策を行えば十分に伸ばすことが可能です。
小論文は早く始めるほど有利な理由
小論文対策は、一般的な学科勉強とは少し性質が違います。「知識」だけではなく、次の力が求められるからです。
- 論理的思考力
- 文章構成力
- 社会問題の理解
- 自分の意見を説明する力
これらは短期間で急に伸びるものではなく、少しずつ積み上がる力です。そのため、
- 早く始める → 余裕を持って成長できる
- 遅く始める → 短期集中が必要
という違いが生まれます。とはいえ、小論文対策は正しい方法で練習すれば短期間でも伸びる科目です。大切なのは、「まだ遅いかもしれない」と悩むことより、今から対策を始めることです。
実際、合格者はいつから小論文対策を始めている?
ここまで「理想は高2冬〜高3春」と説明してきましたが、実際の受験生はどのタイミングで小論文対策を始めているのでしょうか。
指導現場での傾向や受験生の動きを見ると、多くの合格者は高2後半〜高3春に対策を開始しています。 ただし、高3夏から本格的に始める人も一定数存在します。
小論文対策の平均開始時期
総合型選抜を受験する高校生の小論文対策開始時期は、おおよそ次のように分かれます。
開始時期 | 受験生の割合(目安) |
|---|---|
高2冬(1〜3月) | 約35% |
高3春(4〜6月) | 約30% |
高3夏(7〜8月) | 約20% |
直前(9月以降) | 約15% |
ポイントは次の2つです。
- 約6〜7割が「高2冬〜高3春」に開始
- 高3夏スタートも珍しくない
つまり、理想は早めのスタートですが、実際には高3から対策を始める受験生も多いというのが現実です。
準備期間と合格率の目安
小論文対策では、準備期間によって対策の自由度が変わります。
準備期間 | 対策のしやすさ | 傾向 |
|---|---|---|
6ヶ月以上 | ◎ | 思考力・文章力をじっくり伸ばせる |
3〜5ヶ月 | ○ | 合格レベルに到達する受験生が多い |
1〜2ヶ月 | △ | 効率重視の対策が必要 |
1ヶ月未満 | ▲ | 志望校・基礎力による |
ただし、小論文は単純な学力試験とは違い、
- 普段から文章を書く習慣がある
- 社会問題への関心が高い
- 読書量が多い
といった場合、短期間でも伸びるケースがあります。 そのため、「遅いから無理」と考える必要はありません。
高2スタートが最も多い理由
合格者の中で「高2後半スタート」が多い理由は、主に次の3つです。
① 出願までの準備期間を確保するため
総合型選抜は多くの大学で9月〜10月に出願が始まります。そのため、高3夏の時点で
- 志望理由書
- 小論文対策
- 面接準備
をある程度進めている必要があります。
② 志望分野の知識インプットが必要だから
小論文では、
- 社会問題
- 志望分野のテーマ
- 大学の研究領域
などに関する背景知識が重要になります。このインプットには一定の時間がかかるため、高2の終わり頃から準備する受験生が多いのです。
③ 書く→添削→改善のサイクルが必要だから
小論文は、
1. 書く
2. 添削を受ける
3. 改善する
というサイクルで上達します。このプロセスには時間がかかるため、早めにスタートした受験生のほうが安定した文章を書けるようになる傾向があります。
ただし、ここまでのデータから分かるように、小論文対策は「高2から始めないと間に合わない」というものではありません。 実際には、高3から対策を始めて合格している受験生も多く存在します。
志望校レベル・学部系統別の開始時期の目安
「いつから始めるべきか」は、志望校のレベルや学部系統によっても変わります。難関大ほど小論文の難易度が高く、専門知識のインプットや高度な論述力が求められるため、早期スタートが有利になる傾向があります。
志望校レベル別の推奨開始時期
志望校レベル | 推奨開始時期 | 主な理由 |
|---|---|---|
難関国公立・早慶レベル | 高2夏〜冬 | 高度な論述力・専門知識が必要。過去問の難易度が高く、演習量を多く確保したい |
中堅私立・地方国公立 | 高2冬〜高3春 | 基本的な構成力と頻出テーマへの対応で合格レベルに届きやすい |
推薦・総合型特化型(入試難易度が比較的低め) | 高3春〜夏 | 短期集中でも対応可能なケースが多いが、早めに始めるほど安心 |
難関大の小論文は、課題文の読解・要約に加えて高度な自己主張が求められるケースが多く、準備期間が短いと対応が難しくなります。一方、推薦特化型の大学では基本的な論理構成を押さえれば対応できることも多いため、自分の志望校の出題形式を早めに確認しておくことが重要です。
学部系統別のよく出るテーマと開始時期の目安
学部系統によって、小論文で出題されやすいテーマは大きく異なります。特に医療・看護系は専門的な背景知識が必要なため、他の系統より早めのスタートが推奨されます。
学部系統 | よく出るテーマ | 開始時期の目安 | ポイント |
|---|---|---|---|
医療・看護 | 医療制度、高齢化、地域医療、生命倫理 | 高2夏〜冬 | 専門知識のインプットが必要。医療ニュースを継続的に読む習慣が重要 |
法・経済・経営 | 格差、労働問題、少子化、グローバル化 | 高2冬〜高3春 | 社会問題への関心と論理的な主張力が求められる |
教育 | 教育格差、ICT教育、学校制度改革 | 高2冬〜高3春 | 「なぜ教育に関わりたいか」という自己の動機と結びつけた論述が評価されやすい |
工学・情報 | AI、データ社会、環境技術、脱炭素 | 高3春〜夏 | 技術的な知識より「社会への影響・課題」を論じる視点が重要 |
文学・人文 | 言語・文化・多様性・アイデンティティ | 高3春〜夏 | 課題文の読解・要約問題が多く、読書量が直結しやすい |
医療・看護系を志望している場合は、高2の夏頃から医療ニュースや新書を読み始めることで、本番での論述に厚みが出やすくなります。工学・情報系は技術的な専門知識よりも「AIが社会に与える影響」「環境問題への工学的アプローチ」といった社会的視点が問われることが多いため、比較的短期間でも対応しやすい傾向があります。
自分の志望学部のテーマ傾向を早めに把握しておくことで、対策の優先順位が明確になります。
▶ 【2026年最新版】小論文テーマの頻出一覧|総合型選抜で書きやすいテーマと書き方を解説
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学年別|小論文対策はいつから始めるべき?
小論文対策は「早いほど有利」と言われますが、学年によって取り組むべき内容は大きく変わります。
例えば、高1の段階でいきなり小論文を書き続けても効率はよくありません。一方で、高3から始める場合は対策の優先順位を明確にする必要があります。ここでは、学年別に最適な小論文対策の進め方を整理します。
高校1年生から始める場合
高1の段階では、本格的に小論文を書く必要はありません。 この時期に重要なのは、考える力の土台を作ることです。
① 社会問題に触れる習慣を作る
小論文では、
- 少子高齢化
- 環境問題
- AI・テクノロジー
- 教育・医療
などのテーマがよく出題されます。ニュースや記事を読み、「自分はどう思うか」を考える習慣をつけておくと後の対策が楽になります。
② 200〜300字の短い意見を書く
いきなり800字の小論文を書く必要はありません。まずは
- ニュースを読んで意見を書く
- 本を読んで考えをまとめる
といった短い文章の練習で十分です。
▶ 小論文は文字数で書き方が変わる|400字・600字・800字・1200字の攻略方法
③ 志望分野を広く知る
総合型選抜では、志望分野への関心の深さが重要になります。そのため、
- 興味のある学問を調べる
- 大学の研究テーマを見る
など、分野理解を広げておくことが大切です。
高校2年生から始める場合(最も多い)
小論文対策を始める人が最も多いのが、高校2年生の冬〜高校3年生の春です。この時期からは、実際の小論文対策を少しずつ始める段階になります。
① 小論文の基本構成を理解する
基本的な型は次の通りです。
1. 問題提起
2. 自分の意見(結論)
3. 理由・根拠
4. 具体例
5. まとめ
この構成を理解するだけでも、「何を書けばいいかわからない」という状態を抜け出せます。
▶ 小論文の形式的ルール完全ガイド|構成・改行・段落で差がつく書き方
② テーマ別の思考トレーニング
小論文では、よく出るテーマがあります。例えば
- 少子化
- 環境問題
- AI・テクノロジー
- 教育改革
- 医療問題
などです。これらのテーマについて、
- 自分の意見
- その理由
- 具体例
を考える練習をすると、思考力が伸びていきます。
③ 月に数本の小論文を書く
この段階では、量よりも質を意識することが重要です。目安としては
- 月2〜3本程度
- 添削を受けて改善
というペースでも十分力がつきます。
高2のうちに対策を始めることで、高3春以降の本格的な受験準備をスムーズに進められます。総合型選抜の高2スケジュールについては、総合型選抜の高2スケジュール完全版|いつから何を準備する?月別やることリストを徹底解説も参考にしてください。
高校3年生から始める場合
「小論文対策をまだ始めていない…」という人も少なくありません。実際には、高校3年生から対策を始めて合格している受験生も多くいます。 ただし、この場合は効率的な対策が重要になります。
① まずは構成をテンプレ化する
短期間で伸ばすためには、文章構成をパターン化することが効果的です。
- 結論
- 理由
- 具体例
- 再主張
構成が決まるだけで、短時間でも論理的な文章を書きやすくなります。
② 志望分野のテーマに集中する
時間が限られている場合は、志望分野に関連するテーマに絞ることが重要です。例えば、
- 経済学部 → 格差・労働問題
- 医学部 → 医療制度・高齢化
- 工学部 → AI・環境技術
といったように、出題されやすいテーマに集中すると効率が上がります。
③ 添削を受けながら改善する
小論文は、自分だけでは改善点に気づきにくい科目です。そのため、
- 学校の先生
- 塾の講師
- AI添削
などを活用し、フィードバックを受けながら改善することが重要です。書く → 添削 → 改善のサイクルを回せれば、合格レベルに近づくことは十分可能です。
高3からでも間に合う?ギリギリ対策の戦略
ここまで、学年別の対策や志望校レベルごとの目安を解説してきました。ただ、この記事を読んでいる人の中には「もう高校3年生だけど、まだ小論文対策を本格的に始めていない…」という人もいるかもしれません。
結論から言うと、高3からでも合格している受験生は実際にいます。 ただし、時間に余裕がある場合と同じ対策をしていては間に合いません。重要なのは、短期間でも成果が出やすい対策に集中することです。
あなたは今どちら?間に合いやすい人・間に合いにくい人チェックリスト
高3スタートでも合格を狙えるかどうかは、今の状況によって大きく変わります。以下のチェックリストで自分の状況を確認してみましょう。
間に合いやすい人の特徴
- ☑ 普段から日記・SNS・レポートなど文章を書く習慣がある
- ☑ 読書量が多く、活字に慣れている
- ☑ ニュースや社会問題に関心があり、自分なりの意見を持てる
- ☑ 志望分野・志望大学がすでに決まっている
- ☑ 学校の授業で小論文や作文の指導を受けたことがある
間に合いにくい人の特徴
- ☑ 文章を書く習慣がほとんどなく、書き出しから詰まってしまう
- ☑ 志望分野がまだ決まっておらず、どのテーマを勉強すればいいかわからない
- ☑ 読書量が少なく、長文を読むことに慣れていない
- ☑ 志望校の出題形式(文字数・テーマ傾向)をまだ調べていない
- ☑ 添削を受けられる環境が整っていない
「間に合いにくい人」の特徴が多く当てはまった場合でも、今すぐ環境を整えることで状況は変わります。特に「添削を受けられる環境がない」という点は、AI添削ツールを活用することで素早く解決できます。
ギリギリ対策の基本戦略
高3から小論文対策を始める場合、まず意識したいのは「やることを絞る」ことです。時間が限られているときほど、次の3つを優先します。
1. 小論文の基本構成を固める
2. 志望分野のテーマに集中する
3. 添削で改善スピードを上げる
小論文は、数学や英語のように知識量で決まる試験ではありません。むしろ、論理の型を理解するだけでも文章の質は大きく改善します。 そのため短期間では、
- センスを磨く
- 難しいテーマをたくさん勉強する
よりも、「書き方の型」を身につけることが最優先になります。
最短で小論文力を伸ばす3ステップ
短期間で対策する場合は、次の3ステップに集中すると効率的です。
#### STEP1:小論文の構成をテンプレ化する
まずは、小論文の基本構成を固定します。シンプルな型で十分です。
基本構成
- 結論(自分の意見)
- 理由
- 具体例
- 再主張
この流れを意識するだけで、文章の論理性は大きく改善します。小論文で点数が伸びない多くの原因は、意見があいまいなことや、論理の流れが崩れていることです。構成をテンプレ化することで、「何を書けばいいかわからない」という状態を防げます。
▶ 小論文の書き方|高校生向けにゼロから基本ルール・構成・原稿用紙の使い方まで徹底解説
#### STEP2:志望分野のテーマに絞る
時間が限られている場合、すべての社会問題を勉強する必要はありません。むしろ、志望分野に関連するテーマに集中する方が効果的です。
志望分野 | よく出るテーマ |
|---|---|
経済・経営 | 格差、労働問題、少子化 |
医療・看護 | 医療制度、高齢化、地域医療 |
教育 | 教育格差、ICT教育、学校制度 |
工学・情報 | AI、データ社会、環境技術 |
このように、出題されやすいテーマを重点的に考えることで、短期間でも思考力を伸ばすことができます。
#### STEP3:実戦形式で書く
ある程度構成が理解できたら、実際の試験を想定して書く練習をします。
- 800字を60分で書く
- 600字を45分で書く
など、時間を測って練習することが重要です。本番形式で書くことで、
- 構成を考えるスピード
- 文章を書くスピード
が自然と上がっていきます。
短期間で最も重要なのは添削
短期間で小論文力を伸ばすうえで、最も重要なのは添削です。 小論文は、自分だけで書いていると
- 設問からズレている
- 論理が飛んでいる
- 具体例が弱い
といった問題に気づきにくい科目です。そのため、
- 学校の先生
- 塾講師
- AI添削
などを活用し、第三者からフィードバックを受けることが非常に重要になります。特に短期間では、書く → 添削 → 修正 → 書き直すというサイクルをどれだけ回せるかが、成長スピードを大きく左右します。
添削を受ける方法については、小論文の添削は誰に頼む?無料・有料・AIサービスを徹底比較|頼み方のコツと注意点を高校生向けに解説も参考にしてください。
アオマルなら小論文のAI添削・志望理由書・面接対策を一つのアプリで進められるため、時間が限られている高3生に特に向いています。添削→改善のサイクルをすぐに始めたい方は、ぜひ活用してみてください。
▶ 大学入試の小論文にAI添削は使える?ChatGPTや添削サービスの違いも解説
小論文対策は、確かに早く始めるほど有利です。しかし、高3からのスタートでも合格している受験生は少なくありません。 大切なのは、
- 書き方の型を理解する
- 志望分野のテーマに集中する
- 添削で改善を重ねる
というポイントを押さえて対策することです。
理想的な小論文対策スケジュール(年間ロードマップ)
ここまで、小論文対策を始める時期や学年別の対策、短期対策の戦略を解説してきました。最後に、実際の受験スケジュールを意識した年間ロードマップを整理します。
総合型選抜では、多くの大学で
- 9月〜10月:出願
- 10月〜11月:小論文・面接
という流れになります。つまり、遅くとも夏までには小論文を書く力をある程度完成させておくことが理想です。
高2秋〜冬にやるべきこと
この時期は、小論文の土台を作る期間です。いきなり長い小論文を書く必要はありません。まずは次の3つに取り組みます。
① 小論文の基本構成を理解する
- 問題提起
- 結論(自分の意見)
- 理由
- 具体例
- まとめ
この構成を理解するだけでも、文章の質は大きく変わります。
② 社会問題・志望分野の知識を増やす
小論文では、次のようなテーマがよく出ます。
- 少子高齢化
- 環境問題
- AI・テクノロジー
- 教育・医療
ニュースや新書などを通じて、テーマの背景知識を少しずつ増やしていくことが大切です。
③ 短い文章を書く習慣を作る
最初から800字を書く必要はありません。例えば
- ニュースについて200字で意見を書く
- テーマについて構成メモを作る
といった練習でも、思考力は十分鍛えられます。
高3春にやるべきこと
高3春は、本格的な小論文対策を始める時期です。ここからは、実際に文章を書く練習を増やしていきます。
① 月2〜3本の小論文を書く
- 600〜800字の小論文
- 過去問テーマ
などを使い、定期的に書く練習をします。量よりも重要なのは、書いた後に改善することです。
② 添削を受けて改善する
- 学校の先生
- 塾の講師
- AI添削
などを活用し、フィードバックを受けながら修正することが重要になります。
③ 志望分野のテーマを深掘りする
志望分野 | 重点テーマ |
|---|---|
経済・経営 | 格差、労働問題、少子化 |
医療・看護 | 医療制度、高齢化 |
教育 | 教育格差、ICT教育 |
工学・情報 | AI、データ社会 |
志望分野のテーマに強くなることが、小論文対策では非常に重要です。
高3夏〜出願直前の対策
この時期は、小論文の完成度を高める期間です。試験本番を想定した練習を中心に行います。
① 本番形式で小論文を書く
- 800字:60分
- 600字:45分
試験形式で書くことで、時間配分や文章構成が安定してきます。
② 過去問を重点的に対策する
大学ごとに
- テーマの傾向
- 設問形式
- 文字数
が異なるため、出題傾向に慣れることが大切です。
▶ 小論文の過去問はなぜ重要?大学入試で差がつく「傾向と対策」の正しいやり方
③ 志望理由書・面接との一貫性を確認する
総合型選抜では、
- 志望理由書
- 小論文
- 面接
が同じテーマで評価されることも多いです。そのため、
- 志望理由と小論文の主張が一致しているか
- 面接で説明できる内容か
を確認しておくと、本番でも説得力が高まります。
このように、小論文対策は
高2後半 → 基礎作り
高3春 → 本格対策
高3夏 → 実戦練習
という流れで進めるのが一般的です。ただし、もし今が高3でも、構成を理解し、添削を活用して練習を重ねれば十分挽回は可能です。
まとめ|小論文対策はいつから始めるべき?
ここまで、小論文対策の開始時期や具体的な対策方法について解説してきました。最後に、重要なポイントを整理します。
理想の開始時期
小論文対策の理想的な開始時期は、高校2年生の冬〜高校3年生の春です。総合型選抜の出願(9〜10月)から逆算すると、高3夏には仕上がっている必要があり、そのために3〜6ヶ月の準備期間が必要です。この時期から始めることで、
- 小論文の構成を理解する
- 社会問題や志望分野の知識を増やす
- 添削を受けながら改善する
といった対策を、余裕を持って進めることができます。
最も重要なのは継続
小論文は、才能よりも練習量と改善の積み重ねで伸びる科目です。例えば、
- 月に数本書く
- 添削を受けて改善する
- 同じテーマで書き直す
といったサイクルを続けることで、文章の質は確実に上がっていきます。
「いつから始めるべきか」を考えることも大切ですが、それ以上に重要なのは、今日から少しずつ対策を始めることです。
今日からできる最初の一歩
悩む時間より、動き出す時間に使いましょう。今日できる具体的な行動を以下に示します。
- ニュースを一本読んで、200字で自分の意見を書いてみる
- 志望する学部・大学の過去の小論文テーマを検索して傾向を確認する
- 小論文の基本構成(結論→理由→具体例→再主張)をノートにメモする
- 志望分野の頻出テーマ一覧を確認し、知識が薄いテーマを1つ選んで調べる
- アオマルの無料トライアルで、今書ける小論文のレベルを確認してみる
小論文対策は「完璧な準備が整ってから」ではなく、今日の一歩から始めることが最も大切です。
アオマルでは、今回紹介した対策をAIと一緒に実践できます。まずは無料トライアルでお試しください。
この記事を書いているのは

坂本浩一 ❘ 東京大学卒・総合型選抜対策専門
東京大学卒。総合型選抜専門塾にて小論文・志望理由書・面接対策を中心に多数の受験生を指導。これまでに難関国公立・私立大学への合格者を多数輩出してきた。総合型選抜において重要なのは「表現力」ではなく「思考力と一貫性」であるという信念のもと、再現性のある指導を徹底。大学入試改革やAI活用にも精通し、現在は株式会社mugendAIにて総合型選抜対策AIの監修を担当。受験生が“本質的に考える力”を身につける支援を行っている。
