
【2027年度最新版】小論文の頻出テーマ一覧|お題・例文つきで高校生が書きやすいテーマを解説
総合型選抜や学校推薦型選抜では、小論文が課される大学が多く、テーマの方向性を早めにつかんでおくことが対策の近道です。
実際、総合型選抜では小論文・面接などを組み合わせて評価する大学が多く、近年の対策情報でも AI・環境・教育・医療・多様性・地域社会 などが重要テーマとして繰り返し挙げられています。
この記事では、
・2027年に向けて押さえたい小論文の頻出テーマ一覧
・高校生にとって書きやすいテーマの見分け方
・テーマ別の考え方と短い例文
・頻出テーマ対策を効率よく進める方法
を、高校生にもわかりやすく整理して解説します。
頻出テーマを先に知ることが大切な理由
小論文は、その場で思いついたことを書く試験ではありません。
大学は小論文を通して、知識量だけではなく、社会の課題を理解し、自分の考えを筋道立てて説明できるかを見ています。
また、総合型選抜では評価方法が多様化しており、小論文は面接や書類と並ぶ重要な選考要素です。さらに、旺文社の入試資料でも、複数年の小論文問題を比較して傾向をつかむことの重要性が示されています。
そのため、対策の最初にやるべきことは、
「どんなテーマがよく出るのか」を把握すること
です。
▶︎テーマ型小論文の書き方はこちら
テーマ型小論文とは?書き方・お題・例文・解答例まで徹底解説
小論文の頻出テーマ一覧【2027年度最新版】
2027年度に向けて特に意識したい頻出テーマは、次のとおりです。
近年の小論文対策情報では、社会課題と結びつくテーマが中心になっています。
1. 教育・学び
- 教育格差
- オンライン学習
- 主体的な学び
- 探究学習
- 学校の役割
2. AI・情報社会
- 生成AIと学習
- SNSと情報の信頼性
- 個人情報保護
- 情報モラル
- テクノロジーと人間の役割
3. 環境・持続可能性
- 地球温暖化
- 食品ロス
- 再生可能エネルギー
- 脱炭素社会
- 持続可能な地域づくり
4. 医療・福祉
- 少子高齢化
- 地域医療
- 医療従事者不足
- 命と倫理
- 心のケア
5. 多様性・共生社会
- ジェンダー
- 外国人との共生
- 障害理解
- 多文化共生
- 誰もが参加しやすい社会
6. 地域社会・まちづくり
- 地域活性化
- 過疎化
- 地方創生
- 防災
- 地域コミュニティの再生
7. 働き方・社会の変化
- 働き方改革
- 若者のキャリア形成
- リモートワーク
- 人手不足
- 将来必要とされる力
8. 国際社会・平和
- 国際協力
- 貧困
- 難民
- 戦争と平和
- グローバル化と文化の共生
▶︎文系頻出テーマはこちら
【2027年度版】総合型選抜 小論文|文系頻出テーマ8選|出題傾向・書き方・例文つき対策ガイド
書きやすい小論文テーマの特徴
・自分の経験と結びつけられる
例:教育、SNS、部活動、ボランティア経験
自分の学校生活や日常の経験とつなげて考えやすいため、意見を持ちやすく、具体例も入れやすいです。実体験そのものを書く必要はありませんが、身近な話題であるほど考えを整理しやすくなります。
・賛成・反対を整理しやすい
例:AIの活用、オンライン授業
メリットとデメリット、課題と改善策など、複数の視点から考えやすいテーマは、論理的な構成を作りやすいです。小論文では「なぜそう考えるのか」を説明する必要があるため、論点を分けやすいテーマは書きやすい傾向があります。
・ニュースでよく見る
話題になっているテーマは情報が集めやすいです。
背景知識や具体例を見つけやすいため、内容に厚みを出しやすくなります。普段から目にしているテーマなら、問題点や社会とのつながりも考えやすくなります。
逆に、
- 専門知識が必要すぎるテーマ
基礎知識がないと、表面的な説明だけで終わってしまいやすく、説得力のある文章にしにくいです。 - 感情論になりやすいテーマ
自分の気持ちだけで書いてしまうと、理由や根拠が弱くなり、小論文として必要な論理性を保ちにくくなります。
▶︎テーマ別の例文集はこちら
小論文の例文集をテーマ別に紹介|総合型選抜で使える書き方のコツも解説
頻出テーマ別の考え方と短い例文
ここでは、特によく出やすいテーマについて、考えるポイントと短い例文を紹介します。
教育・学び
考えるポイント
- 学力だけでなく何を育てるべきか
- 学校と家庭、地域の役割
- 公平な学びの機会とは何か
例文
教育で重要なのは、知識を増やすことだけではなく、自分で課題を見つけて考える力を育てることである。変化の大きい社会では、正解を覚える力だけでは不十分だからだ。学校は、知識の習得に加え、多様な意見を受け止めながら考える場であるべきだ。
AI・情報社会
考えるポイント
- AIは何を便利にするのか
- 人間にしかできないことは何か
- 情報を使う側の責任とは何か
例文
生成AIの活用は学習を効率化する一方で、考える過程を省いてしまう危険もある。私は、AIは答えを出すためだけでなく、自分の考えを深める補助として使うべきだと考える。大切なのは、AIに任せることではなく、得た情報を自分で判断する姿勢である。
環境・持続可能性
考えるポイント
- 環境問題が自分たちの生活とどうつながるか
- 個人と社会の両方にできること
- 続けられる取り組みかどうか
例文
環境問題を解決するには、一人ひとりの意識だけでなく、社会全体の仕組みづくりも必要である。たとえば食品ロスを減らすには、家庭での工夫に加えて、企業や自治体の取り組みも欠かせない。持続可能な社会とは、無理なく続けられる行動が広がる社会だと考える。
多様性・共生社会
考えるポイント
- 違いを認めるとはどういうことか
- 形式的な平等と実質的な配慮の違い
- 自分の学校生活や地域と結びつけられるか
例文
多様性を尊重する社会とは、単に違いを認めるだけでなく、誰もが参加しやすい環境を整える社会である。考え方や背景が異なる人と関わることは簡単ではないが、だからこそ相手を知ろうとする姿勢が必要だ。私は、共生の第一歩は、相手の立場を想像することだと考える。
地域社会・まちづくり
考えるポイント
- 地域の課題は何か
- 若者にできることはあるか
- 身近な事例に落とし込めるか
例文
地域活性化には、大きな開発だけでなく、住民が地域に関わる機会を増やすことも重要である。たとえば地域行事やボランティア活動に若者が参加しやすくなれば、地域への関心は高まりやすい。私は、地域を元気にするには、住む人が地域を自分ごととして考えることが必要だと思う。
小論文のテーマ対策で差がつく3つの行動
テーマを知るだけでは合格できません。重要なのは「準備」です。
① 頻出テーマを事前に整理する
分野ごとにテーマをまとめておくと、本番で慌てません。
② 何度も書いて添削を受ける
小論文は「書いて→改善」の繰り返しが最短ルートです。
自己流で書くだけでは、
「論理が弱い」「具体例が足りない」
といった弱点に気づけません。
③ 過去の答案を保存して見返す
自分の成長を確認することが、合格に直結します。
▶︎テーマ型小論文の書き出しはこちら
総合型選抜の小論文の書き出し|課題文型とテーマ型それぞれの書き方を例文付きで解説
頻出テーマで高評価を取るための対策法
1. テーマごとに「自分の意見の型」を持つ
どのテーマでも毎回ゼロから考えるのは大変です。
そこで、次の流れを基本にしておくと書きやすくなります。
結論 → 理由 → 具体例 → まとめ
この型があるだけで、文章がぶれにくくなります。
2. 1テーマにつき3つの視点を用意する
たとえばAIなら、
- 利便性
- 問題点
- 望ましい使い方
の3つを準備しておくと、本番でも対応しやすくなります。
3. ニュースを見たら「自分の意見」を一言でまとめる
知識を増やすだけでは不十分です。
ニュースを見たら、
「私はどう考えるか」
を短く言える練習をしておきましょう。
4. 志望学部に近いテーマから優先して練習する
たとえば、
- 教育学部なら教育格差や学びのあり方
- 看護・医療系なら高齢化や地域医療
- 国際系なら多文化共生や国際協力
- 社会学系なら地域社会や多様性
というように、学部とのつながりを意識すると説得力が上がります。学部系統別に過去問傾向を比較することは、旺文社の入試資料でも有効な方法として示されています。
頻出テーマ対策にAIサービスの『アオマル』
頻出テーマ対策で大事なのは、
テーマを知ること と 実際に書いて直すこと
の両方です。
ただ、頻出テーマを理解しても、いざ書こうとすると
- 結論がぼんやりする
- 理由が弱い
- 具体例が浅い
- まとめが同じ表現の繰り返しになる
ということがよくあります。
そんなときは、総合型選抜対策AIアプリ『アオマル』のように、
書いた小論文をすぐ見直せる環境 を使うと、頻出テーマごとの弱点が見えやすくなります。
特に、テーマ別に練習を重ねたい高校生は、1本書いて終わりではなく、改善を繰り返せる形にすることが重要です。
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まとめ
小論文の頻出テーマは、毎年まったく新しいものが突然出るというより、
教育・AI・環境・医療・多様性・地域社会 のような重要分野が形を変えて繰り返し問われることが多いです。
近年の入試情報でも、総合型選抜で小論文が重視され、複数年の傾向把握が有効であることが示されています。
まずは、
- 頻出テーマを一覧で把握する
- 書きやすいテーマから始める
- 結論→理由→具体例→まとめ の型で練習する
- 書いた後に必ず見直す
この流れで進めてみてください。
頻出テーマを知っているだけで、小論文の不安はかなり減ります。
2027年度入試に向けて、今のうちからテーマ対策を始めていきましょう。
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この記事を書いているのは
坂本浩一 ❘ 東京大学卒・総合型選抜対策専門
東京大学卒。総合型選抜専門塾にて小論文・志望理由書・面接対策を中心に多数の受験生を指導。これまでに難関国公立・私立大学への合格者を多数輩出してきた。総合型選抜において重要なのは「表現力」ではなく「思考力と一貫性」であるという信念のもと、再現性のある指導を徹底。大学入試改革やAI活用にも精通し、現在は株式会社mugendAIにて総合型選抜対策AIの監修を担当。受験生が“本質的に考える力”を身につける支援を行っている。