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総合型選抜(AO入試)は楽な入試?バカにされる理由と実際の難しさを解説

総合型選抜(旧AO入試)は、大学入試の中でも近年受験者が増えている入試方式です。
しかし一方で、SNSや掲示板などでは

「総合型選抜は楽な入試」
「学力が低くても受かる」
「一般入試から逃げた人が受けるもの」

といった声が見られることもあります。

こうした意見から、
「総合型選抜は馬鹿にされることが多い」と感じている受験生も少なくありません。

しかし実際には、総合型選抜は学力とは異なる能力を評価する入試制度であり、
決して簡単な入試ではありません。

この記事では

  • なぜ総合型選抜が馬鹿にされることがあるのか
  • 実際の総合型選抜の難しさ
  • メリット・デメリット
  • 受験生のリアルな声

について整理して解説します。

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総合型選抜は「馬鹿にされる」と言われることがある

総合型選抜は、大学入試の中でもしばしば議論の対象になります。

特にSNSやインターネット上では、

  • 「一般入試の方が大変」
  • 「AO入試は楽」
  • 「推薦と同じ」

といった意見を見ることがあります。

一般入試の受験生の中には、長期間勉強を続けて大学を目指している人も多いため、
学力試験が中心ではない総合型選抜に対して疑問を持つ人がいるのも事実です。

しかし、このような評価の多くは入試内容の実態があまり知られていないことから生まれている場合が多いです。


▶︎総合型選抜についてはこちら
【東大推薦 合格体験記】推薦・総合型選抜とは?試験内容・スケジュール・対策ポイント


なぜ総合型選抜はそう思われるのか

総合型選抜が「楽な入試」と思われてしまう理由には、いくつかの要因があります。

学力試験がない大学が多い

一般入試では、大学入学共通テストや個別試験などの筆記試験の得点が中心になります。

一方で総合型選抜では

  • 志望理由書
  • 面接
  • 小論文
  • プレゼンテーション

などを通して評価される大学が多く、学力試験が課されない場合もあります。

この違いから、

「勉強しなくても受かる入試」

というイメージを持たれてしまうことがあります。


努力が外から見えにくい

一般入試は

  • 勉強時間
  • 模試の結果
  • 偏差値

など、努力の成果が比較的わかりやすい入試です。

一方、総合型選抜では

  • 探究活動
  • ボランティア
  • 課外活動
  • 志望理由書作成

など、準備の過程が外から見えにくいという特徴があります。

そのため、「あまり努力していないように見える」という誤解が生まれることがあります。


▶︎志望理由書の書き方はこちら
大学の志望理由書の書き方を完全解説|書き出し・例文・改行や段落のルールまで


入試制度自体が比較的新しい

総合型選抜は、一般入試に比べるとまだ歴史が長い制度ではありません。

そのため、

  • 評価基準がよく分からない
  • どうやって合格するのか見えにくい

と感じる人も多く、それがネガティブな印象につながることがあります。


実際の総合型選抜は簡単ではない

総合型選抜は「楽な入試」と思われがちですが、実際には多くの準備が必要になります。

多くの大学では、以下のような要素が評価されます。

  • 志望理由書
  • 小論文
  • 面接
  • プレゼンテーション
  • 活動実績
  • 探究活動

特に志望理由書では

  • なぜその大学なのか
  • なぜその学部なのか
  • 将来どのような研究や活動をしたいのか

などを論理的に説明する力が求められます。

また面接では、志望理由書の内容について深く質問されることも多く、
学部の研究内容や社会問題についての理解も必要になります。

このように、総合型選抜では
思考力・主体性・言語化能力
といった力が試されているのです。


▶︎小論文の書き方はこちら
総合型選抜の小論文とは?書き方・対策・評価されるポイントを徹底解説


総合型選抜のメリット

総合型選抜には、いくつかのメリットがあります。

1. 自分の強みを評価してもらえる

一般入試では主に学力試験の結果が重視されますが、総合型選抜では

  • 課外活動
  • 探究活動
  • 将来の目標
  • 志望理由

なども評価の対象になります。

そのため、勉強以外の経験や自分の強みを大学にアピールできる入試方式といえます。


2. 早い時期に進路が決まる

総合型選抜では、秋頃に合格が決まる大学も多く、一般入試より早く進路が確定するケースがあります。

そのため、合格後は大学入学までの期間を

  • 英語の勉強
  • 資格取得
  • 興味のある分野の学習

などに使うことができます。


3. 社会貢献や活動をしながら受験対策ができる

総合型選抜では

  • ボランティア活動
  • 探究活動
  • 地域活動
  • 部活動

などが評価されることも多いため、受験勉強だけに集中するのではなく、自分の興味や社会貢献につながる活動をしながら受験対策ができるという特徴があります。


4. 将来の就職にもつながる経験を積める

総合型選抜の準備では

  • 課外活動
  • プロジェクト経験
  • 社会活動

などに取り組むことも多く、これらの経験は大学卒業後の就職活動でも評価されることがあります。

そのため、総合型選抜の対策を通して、将来に役立つ経験を積める可能性がある点もメリットの一つです。


総合型選抜のデメリット

一方で、総合型選抜にはデメリットもあります。

1. 準備に時間がかかる

総合型選抜では、志望理由書や面接、小論文などの対策が必要になります。
また、課外活動や探究活動なども評価対象になることがあるため、短期間の準備だけでは対応が難しい場合があります。

そのため、多くの受験生は高校1〜2年生の頃から活動や準備を積み重ねているケースもあります。


▶小論文のAI添削についてはこちら
大学入試の小論文にAI添削は使える?ChatGPTや添削サービスの違いも解説


2. 不合格の場合は一般入試に切り替える必要がある

総合型選抜は早い時期に実施される一方で、不合格になった場合は一般入試を受けることになります。

そのため、

  • 総合型選抜の対策
  • 一般入試の学力対策

を並行して進める必要があり、受験計画をしっかり立てることが重要になります。


3. 対策方法が分かりにくい

総合型選抜は大学ごとに選考方法が異なり、

  • 志望理由書
  • 小論文
  • 面接

など、評価の基準も大学によって大きく変わります。

そのため、一般入試のように「この参考書を勉強すればよい」という明確な対策方法が分かりにくく、何から準備すればよいのか悩む受験生も多いのが実情です。

こうした課題を解決するために、総合型選抜対策AIサービス『アオマル』では、

  • 小論文志望理由書をAIが即時添削
  • 生徒のの特性や志望校を学習したAIによる模擬面接
  • 24時間いつでもどこでも対策可能

といった機能を通して、総合型選抜の対策をサポートしています。

総合型選抜は対策方法が見えにくい入試だからこそ、適切なサポートを活用しながら準備を進めることが重要といえるでしょう。

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総合型選抜を受験した人の実際の声

総合型選抜を受験した学生の中には、「楽な入試」というイメージとのギャップを感じている人も多いようです。ここでは、実際の受験生の声をもとに、その実態を紹介します。

受験生の声①

総合型は数ヶ月の対策ではなく、高校生活の積み重ね

「総合型は短期間の対策で受かると言われることがありますが、私の場合は高校1年生から準備していました。成績を維持しながら部活動やボランティアにも取り組んできたので、3年間の積み重ねが評価される入試だと感じています。」

受験生の声②

勉強と活動の両立は簡単ではない

「部活動や探究活動をしながら勉強も続けていたので、準備は決して楽ではありませんでした。もし総合型で落ちたら一般入試になるので、そのリスクを考えながら対策を進めていました」

受験生の声③

点数だけではない評価をしてもらえる

「テストの点数だけではなく、自分が何を考えていて大学で何をしたいのかを伝えられる入試だと思いました。そういう意味では、自分の強みをアピールできる選抜方式だと思います。」


このように、総合型選抜は外から見ると分かりにくい部分も多い入試ですが、実際には高校生活の活動や経験を積み重ねて準備している受験生も多いことが分かります。


まとめ|総合型選抜は「簡単な入試」ではない

総合型選抜は、一般入試とは評価方法が異なる入試制度です。

一般入試が主に学力試験によって評価されるのに対し、
総合型選抜では

  • 思考力
  • 主体性
  • 表現力

といった力が重視されます。

そのため、難易度が低いというよりも、

「求められる能力が違う入試」

と考えるのが適切でしょう。

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この記事を書いているのは

坂本浩一 ❘ 東京大学卒・総合型選抜対策専門

東京大学卒。総合型選抜専門塾にて小論文・志望理由書・面接対策を中心に多数の受験生を指導。これまでに難関国公立・私立大学への合格者を多数輩出してきた。総合型選抜において重要なのは「表現力」ではなく「思考力と一貫性」であるという信念のもと、再現性のある指導を徹底。大学入試改革やAI活用にも精通し、現在は株式会社mugendAIにて総合型選抜対策AIの監修を担当。受験生が“本質的に考える力”を身につける支援を行っている。

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