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総合型選抜の年内入試とは?実施している大学一覧と日東駒専の傾向、対策方法までわかりやすく解説

藤堂誠 ❘ 総合型選抜対策専門塾講師|

総合型選抜を考え始めたときに、よく出てくるのが「年内入試」という言葉です。
ただ、

「総合型選抜と何が違うの?」
「どの大学が実施しているの?」
「日東駒専でも受けられるの?」

と混乱しやすいのも事実です。

この記事では、以下の内容をわかりやすく整理します。

- 年内入試とは何か(一般入試との違い・スケジュール)
- 総合型選抜を実施している大学一覧の見方
- 日東駒専・MARCH・関関同立の年内入試方式
- 合格に近づくための対策方法
- 総合型選抜対策に使える『アオマル』の活用法

総合型選抜は、早く動いた人ほど有利になりやすい入試です。情報を整理して、自分に合う方式を見つけていきましょう。

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年内入試とは?意味・定義をわかりやすく解説

「年内入試」は、文部科学省の公式な入試区分名ではなく、一般に年内(12月まで)に合否が出やすい総合型選抜や学校推薦型選抜をまとめて指す通称です。
受験生が普段使う「年内入試」は、主に次のような入試をイメージすれば大きく外しません。

年内入試に含まれやすい主な方式

- 総合型選抜(旧AO入試):志望理由書・面接・小論文・活動実績などを組み合わせて多面的に評価する方式
- 学校推薦型選抜:高校の推薦を受けて出願する方式(指定校推薦・公募推薦)
- 早期選抜:一部の大学が独自に設けている早期合格制度

特に総合型選抜では、学力試験だけでなく、志望理由書・活動実績・面接・小論文・プレゼンテーションなどを組み合わせて、多面的に評価するのが基本です。

年内入試 vs 学校推薦型 vs 一般入試の違い

結論から言うと、3つの入試方式は「いつ受けるか」「何で評価されるか」「専願か併願か」の点で大きく異なります。下の表で整理してみましょう。

比較項目

総合型選抜(年内入試)

学校推薦型選抜(年内入試)

一般入試

出願時期

9〜10月ごろ

10〜11月ごろ

1〜2月ごろ

合格発表時期

11〜12月ごろ

12月ごろ

2〜3月ごろ

主な評価内容

志望理由書・面接・小論文・活動実績

評定平均・推薦書・面接

学力試験(共通テスト・個別試験)の得点

学力試験の有無

大学による(ない場合も多い)

大学による(ない場合も多い)

基本的にあり

専願/併願

専願が多い(一部併願可)

専願が多い

併願可

ポイントは、年内入試は「準備の質」が合否を左右しやすいという点です。一般入試が当日の得点で勝負するのに対し、総合型選抜は書類・面接・小論文を事前に作り込む必要があります。

年内入試の大まかなスケジュール

年内入試は一般入試より準備の山場が早く来ます。時系列で流れを把握しておきましょう。

- 高2冬〜高3春(2〜4月):情報収集・自己分析のスタート。志望校の方式を調べ、自分の強みを言語化し始める
- 高3夏(6〜8月):志望理由書・活動実績の作成。学校のオープンキャンパスへの参加もこの時期が中心
- 9〜10月:出願。多くの大学の総合型選抜はこの時期に出願受付が始まる
- 10〜11月:選考(書類審査・小論文・面接)
- 11〜12月:合格発表。年内に結果が出るのが年内入試の大きな特徴

「高3になってから考えよう」では、書類作成が夏休みにずれ込み、準備が間に合わなくなるケースが多いです。高2の冬から動き出すのが理想的です。

今後の動向:面接必須化について

総合型選抜を取り巻く制度は変化しています。2028年度実施の入試から、総合型選抜での面接必須化が協議されており、今後はさらに面接の比重が高まる見通しです。現在の入試(2027年度)でもすでに面接を重視する大学は多く、書類だけでなく口頭での表現力を磨くことが不可欠になっています。早めに面接対策を始めておくことで、制度変化にも対応しやすくなります。

▶ 総合型選抜の全体像については【東大推薦 合格体験記】推薦・総合型選抜とは?試験内容・スケジュール・対策ポイントもあわせてご覧ください。

年内入試 大学一覧の見方と主要大学の方式

結論からいうと、総合型選抜を実施している大学はかなり多く、私立大学を中心に幅広く導入されています。私立大学の約6割以上が何らかの形で総合型選抜を導入しているとされており、もはや特別な入試ではありません。

ただし、ここで大事なのは、「大学名だけを見るのではなく、学部・学科ごとに確認すること」です。同じ大学でも、全学部で総合型選抜を実施しているとは限りません。

国公立でも年内入試はあるか

「年内入試=私立大学」というイメージを持つ人も多いですが、国公立大学にも年内入試はあります。代表的な例を挙げると、

- 東京大学:推薦入試(学校推薦型選抜)。12月に一次選考、2月に最終選考と合格発表
- 京都大学:特色入試(総合型選抜に相当)。学部ごとに実施し、2〜3月に合格発表
- 九州大学【2027年度】九州大学の総合型選抜の情報まとめにあるように、学部ごとに総合型選抜を実施
- 大阪大学【2027年度】大阪大学の総合型選抜の情報まとめでも確認できるとおり、一部学部で総合型選抜を実施

ただし国公立の場合は、合格発表が年明け(1〜3月)になるケースも多く、厳密には「年内」に結果が出ないこともあります。「年内入試」という通称が最も当てはまるのは、やはり私立大学の総合型選抜・学校推薦型選抜です。

主要私立大学の年内入試方式一覧

以下の表は、主要私立大学の年内入試方式をまとめたものです。大学ごとに方式名・専願/併願・主な選考内容が異なるため、必ず志望校の公式要項で最新情報を確認してください。

大学名

主な年内入試方式

専願/併願

主な選考内容

明治大学

総合型選抜(農学部など)

専願

志望理由書・面接・小論文

青山学院大学

自己推薦入学試験

専願

志望理由書・面接・プレゼン

立教大学

自由選抜入試

専願

書類審査・面接・小論文

中央大学

総合型選抜

専願

志望理由書・面接・課題論文

法政大学

自己推薦入試

専願

書類審査・面接

関西大学

総合型選抜

専願

志望理由書・面接・小論文

関西学院大学

総合型選抜

専願

書類審査・面接

同志社大学

総合型選抜

専願

志望理由書・面接・小論文

立命館大学

総合型選抜

専願

志望理由書・面接・グループディスカッション等

日本大学

総合型選抜

専願

学部により異なる(書類・面接・小論文等)

東洋大学

AO型推薦入試・自己推薦入試・基礎学力テスト型

専願(基礎学力テスト型は併願可)

書類・面接・基礎学力テスト等

駒澤大学

自己推薦選抜(総合評価型・特性評価型)

専願

書類・面接

専修大学

総合型選抜・特別入学試験

専願

学部により異なる

各大学の詳細については、【2027年度】明治大学の総合型選抜の情報まとめ【2027年度】法政大学の総合型選抜の情報まとめ【2027年度】立教大学の総合型選抜の情報まとめなどの個別記事もあわせてご確認ください。

大学一覧を見るときのチェックポイント

1. 大学全体で実施していても、対象学部が限られることがある

たとえば日本大学は、2026年度の総合型選抜について、実施学部を公式に公表していますが、全学部一律ではなく、学部ごとに実施有無や方式が分かれています。

2. 「総合型選抜」という名前ではない場合がある

大学によっては、

- AO型推薦入試
- 自己推薦入試
- 自己推薦選抜

のように、名称が異なることがあります。実質的に総合型選抜に近い方式でも、大学ごとに表記が違うため、名前だけで判断しないことが大切です。東洋大学では「AO型推薦入試」「自己推薦入試」、駒澤大学では「自己推薦選抜」という名称が使われています。

3. 専願か併願可かを確認する

総合型選抜は、大学によって専願のものと併願可のものがあります。東洋大学では、AO型推薦入試・自己推薦入試は専願系で案内される一方、基礎学力テスト型入試は併願可として案内されています。

最終的には、必ず志望大学の公式要項まで確認しましょう。「総合型選抜 大学一覧」と検索するだけでは情報が古かったり不完全だったりするケースがあります。

日東駒専の年内入試の傾向

「日東駒専で年内入試を狙いたい」という受験生はかなり多いです。結論として、日東駒専でも年内入試のチャンスはあります。ここでは4校の方式をまとめたうえで、志望者が意識すべきことを整理します。

日東駒専4校の年内入試方式比較

大学名

主な年内入試方式

専願/併願

主な選考内容

日本大学

総合型選抜

専願

学部ごとに異なる(書類・面接・小論文等)

東洋大学

AO型推薦入試・自己推薦入試・基礎学力テスト型入試

AO・自己推薦は専願/基礎学力テスト型は併願可

書類・面接・基礎学力テスト等

駒澤大学

自己推薦選抜(総合評価型・特性評価型)

専願

書類・面接

専修大学

総合型選抜・特別入学試験

専願

学部により異なる(書類・面接等)

東洋大学は年内入試の選択肢が特に豊富で、基礎学力テスト型入試は併願可という点が他の方式と大きく異なります。他大学との掛け持ち受験を考えている場合は、この方式が有力な選択肢になります。

日東駒専志望者が意識したいこと

日東駒専の総合型選抜では、難関大向けの抽象的な自己PRよりも、志望学部で学ぶ理由が具体的かが重要です。
たとえば、

- 経済学部なら、社会や経済の課題への関心
- 経営学部なら、組織・マーケティング・ビジネスへの関心
- 文学部なら、言語・文化・歴史への関心

のように、興味の方向と学部内容がつながっているかを見直す必要があります。

「なんとなく年内で受かりたい」では弱く、「この学部でこう学びたいから、この方式で受ける」まで言えると、書類も面接もかなり強くなります。

総合型選抜の年内入試に向けた対策方法

総合型選抜の対策は、思いつきで始めると失敗しやすいです。やるべきことを順番に整理すると、準備しやすくなります。

1. まずは志望校の方式を正確に調べる

最初にやるべきことは、大学ごとの方式確認です。

チェックしたい項目は次の通りです。

- 出願時期
- 専願か併願可か
- 必要書類
- 小論文の有無
- 面接の形式
- 活動実績や資格の扱い
- 事前課題の有無

同じ「総合型選抜」でも、大学によって必要な準備がかなり違います。ここを曖昧なまま進めると、対策がずれます。

2. 志望理由書を早めに作る

年内入試では、志望理由書の質が非常に重要です。特に次の3点がそろっているかを確認しましょう。

- なぜその大学なのか
- なぜその学部・学科なのか
- 入学後に何を学び、将来どうつなげたいのか

ここでありがちなのが、「大学の魅力」ばかり書いてしまうことです。それだけでは弱く、自分の経験・関心・将来像と結びつける必要があります。

大学の志望理由書の書き方を完全解説|書き出し・例文・改行や段落のルールまで

3. 小論文は"知識"より"型"から固める

小論文がある方式では、いきなり難しいテーマに手を出すより、

- 設問の要求を正しく読む
- 結論を先に示す
- 理由を分けて書く
- 具体例を入れる
- 最後に主張をまとめる

という基本の型を身につける方が先です。特に総合型選抜では、「すごい意見」よりも、問いにきちんと答えているかが大切です。

総合型選抜の小論文とは?書き方・対策・評価されるポイントを徹底解説

4. 面接は"暗記"ではなく"整合性"を作る

面接では、丸暗記した答えを話すより、書類と発言がつながっているかが見られます。

よく聞かれる質問は、たとえば以下です。

- なぜこの大学なのですか
- 高校時代に力を入れたことは何ですか
- 将来は何をしたいですか
- その学部でなければならない理由は何ですか

このとき、志望理由書・活動報告・面接回答がバラバラだと評価されにくくなります。逆に、一貫していれば強いです。2028年度入試から面接必須化が協議されている背景もあり、面接対策は早めに始めておくことが特に重要です。

【総合型選抜】面接対策の完全ガイド|よく聞かれる質問・自己PR例文・合格する話し方まで解説

5. 年内入試だからこそ、早めに動く

年内入試は、一般選抜より早い時期に準備の山場が来ます。そのため、高3になってから考え始めるより、高2冬〜高3春ごろから動けると有利です。

とくに日東駒専を含む私大の総合型選抜を考える場合は、「夏に入ってから志望理由書を初めて書く」では遅れやすいので注意しましょう。

志望校の方式が決まったら、志望理由書・小論文・面接の準備を同時並行で進める必要があります。一人で整理するのが難しい場合は、アオマルを活用すると各大学の対策を一元管理しながら書類添削・模擬面接まで進められます。

AIアプリを使った対策方法

総合型選抜の年内入試では、「何を準備すればいいかはわかったけれど、一人だと続かない」「志望理由書や小論文をすぐ見てもらえない」という悩みが出やすいです。

そこで役立つのが、総合型選抜対策AIアプリ『アオマル』です。

アオマルでできること

- 志望理由書をAIが即時で添削
- 小論文の練習とフィードバック
- 各大学・学部ごとの対策内容を保存して整理
- 志望理由書の内容をもとに、AI模擬面接の質問を生成
- 自己分析から書類・面接まで一気通貫で対策

総合型選抜では、準備するものが一つではありません。志望理由書、小論文、面接、自己分析を別々に進めると、内容がずれてしまいがちです。

アオマルなら、それぞれの対策をつなげながら進めやすいため、年内入試に必要な準備を整理しやすいのが強みです。

特に、日東駒専レベルを含む多くの私大対策では、「派手な実績を作る」よりも、今ある経験をどう言語化するかが大切です。その意味でも、書いて直し、質問に答え、また直す流れを回しやすい環境は大きな武器になります。

まとめ

総合型選抜の年内入試は、一般選抜より早く結果が出やすい一方で、準備の質が合否を大きく左右する入試です。「年内入試」という言葉自体は通称ですが、実際には総合型選抜や学校推薦型選抜を中心に、私立大学の約6割以上が導入しており、多くの受験生が利用しています。

国公立大学にも東大推薦・京大特色入試など年内入試に近い方式は存在しますが、年内に結果が出るという意味では私立大学の総合型選抜が中心です。日東駒専・MARCH・関関同立いずれも年内入試の選択肢があり、大学・学部ごとに方式名や選考内容が異なります。

大切なのは、大学一覧を見るだけで終わらず、志望学部の要項まで確認し、志望理由書・小論文・面接を早めに整えることです。

年内入試を本気で考えるなら、今のうちから準備を始めて、書類と面接の完成度を上げていきましょう。

アオマルでは、今回紹介した対策をAIと一緒に実践できます。まずは無料トライアルでお試しください。

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この記事を書いているのは

藤堂誠 ❘ 総合型選抜対策専門塾講師

大学での入試・教育評価に関する知見をもとに、総合型選抜・学校推薦型選抜の対策を監修。志望理由書・小論文・面接において、大学側が重視する「学びへの意欲」「探究の一貫性」「将来像との接続」を踏まえた指導を行う。現在は株式会社mugendAIにて、受験生が自分の経験や関心を大学に伝わる形で整理できるよう、総合型選抜対策コンテンツの監修を担当している。

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