アオマル

【合格体験記】総合型選抜に合格した先輩の月別スケジュール|高3春〜本番まで何をしたか完全公開

「総合型選抜って、いつから何をすればいいんだろう?」「合格した先輩は実際どんなスケジュールで動いていたの?」そんな疑問を持つ受験生は多いはずです。この記事では、東大の学校推薦型選抜に合格した先輩のリアルな体験談をもとに、高1から合格発表まで月別のスケジュールを完全公開します。いつ何をすべきか、どんな気持ちで取り組んでいたかを具体的にお伝えするので、ぜひ自分のスケジュール管理の参考にしてください。

総合型選抜対策アプリ「アオマル」では、志望理由書の添削・面接対策・自己分析など、合格に必要な対策をAIがサポートします。

アオマルとは?詳しくはこちら

高1〜高2:「好き」を追いかけた課外活動の時期

東大の学校推薦型選抜に合格した先輩が振り返って「一番大事だった」と語るのが、高1〜高2の課外活動への取り組みです。この時期はまだ推薦入試を意識していたわけではなく、純粋に「自分が面白いと思えること」に時間を使っていたといいます。

具体的には、数学・物理の研究発表に参加したり、地域の科学コンテストに挑戦したり、好奇心の赴くままに動いていました。「推薦に使えるから」という打算ではなく、本当に好きだから続けた活動が、後に志望理由書や面接の核となる「自分らしさ」を作り上げていったのです。

総合型選抜・学校推薦型選抜では、「あなたはこれまで何に情熱を注いできたか」を問われます。高1・高2の時点で特定の活動に深く関わった経験があると、後の自己分析や志望理由書作成が格段にスムーズになります。逆に言えば、この時期に「受験のため」と割り切って活動をこなしても、面接官には見透かされてしまうことが多いのです。

「まだ高1だし、受験は先の話」と思っているうちに、ぜひ自分が心から面白いと感じる活動に飛び込んでみてください。部活・ボランティア・研究・アート・プログラミングなど、ジャンルは問いません。「好き」の積み重ねが、最強の受験準備になります。

総合型選抜は何から始める?高1・高2・高3別にやること・準備の手順をまとめて解説

高3の春(3〜4月):自己分析スタート。「なぜ東大でなければならないか」を問い続ける

高3に進級した春、先輩がまず取り組んだのは徹底的な自己分析です。「自分は結局どんなことがしたいんだろう?」「東大じゃなきゃいけない理由はなんだろう?」という問いを、何週間もかけて言語化していきました。

この時期の自己分析は、いわゆる「強み・弱みを書き出す」レベルではありません。高1・高2で取り組んできた活動の中で、自分が何に感動し、何に怒り、何に夢中になったかを掘り下げる作業です。先輩は自分の経験を年表形式で整理し、「なぜその活動を続けたのか」「その経験が自分の価値観にどう影響したか」を繰り返し問い直したといいます。

「東大でなければならない理由」を考えることは、特に重要なプロセスでした。東大の学校推薦型選抜では、「なぜ東大か」という問いへの答えが選考全体を通じて問われます。「偏差値が高いから」「親に勧められたから」ではなく、東大のカリキュラム・研究環境・教授陣のどこが自分の学びたいことと合致するのかを具体的に説明できるようにする必要があります。

自己分析の方法に迷ったら、以下の記事も参考にしてみてください。

自己分析のやり方完全ステップガイド|高校生が「何から始めるか」迷わないフレームワークと価値観の見つけ方を徹底解説【総合型選抜対応】

高3の7月:先生へのインタビューと読書でインプットを強化

7月に入ると、先輩は自分の問題意識を深めるためのインプット活動に力を入れ始めました。学校の先生に積極的にインタビューし、自分が関心を持つテーマについて専門家の視点から意見をもらったり、関連する書籍を読み込んだりしていたといいます。

なぜこの時期にインプットが必要だったのかというと、自己分析で「自分が何に関心があるか」はわかっても、それを社会や学問の文脈に位置づける視点が不足していたからです。志望理由書や面接では、「あなたの関心はどんな社会課題や学問的問いと結びついているか」を説明できる必要があります。そのためには、自分の体験だけでなく、外部からの知識・視点が欠かせません。

先生へのインタビューは非常に効果的な方法です。先生は専門知識を持ちながら、高校生の言葉で話してくれるため、理解しやすく、また後に「先生の言葉から気づかされた」というエピソードとして志望理由書に活かすこともできます。読書については、自分の関心テーマに関する入門書から始め、徐々に専門的な文献へとステップアップしていくのがおすすめです。

高3の夏休み(7月下旬〜8月):志望書の準備と、一般受験の勉強も並行

夏休みは、先輩にとって志望理由書の準備と一般受験の勉強を両立させた時期でした。「推薦の対策よりも他の勉強に勤しんでいた」と振り返るほど、一般入試の学習にもしっかりと時間を割いていたといいます。

志望理由書の準備としては、「自分の学びのストーリーを言語化する」作業を進めていました。高1・高2の活動経験→高3春の自己分析→7月のインプットという流れを一本のストーリーとして繋げ、「なぜ自分はこの研究テーマに取り組みたいのか」「東大でどんな学びをしたいのか」を文章として書き出す練習をしていたのです。

一方で、東大の学校推薦型選抜では一次審査通過後に共通テストの受験が必要になります。推薦対策だけに集中して一般入試の学力が落ちてしまうと、最終的に合格を掴み損ねるリスクがあります。先輩が夏休みも一般受験の勉強を怠らなかったのは、まさにこのリスクを意識していたからです。

総合型選抜と一般選抜の両立については、以下の記事で詳しく解説しています。

総合型選抜と一般選抜の併願戦略|両立スケジュール・勉強バランス・切り替えタイミングを徹底解説

8月には、学校推薦型選抜の説明会に参加し、選考プロセスを初めて明確に理解したといいます。「出願書類の提出期限」「一次審査・二次審査の内容」「共通テストとの関係」など、スケジュール全体を把握することで、残りの準備に具体的な見通しが立ちました。説明会への参加は早ければ早いほどよく、募集要項の公開と同時に確認することをおすすめします。

総合型選抜の日程・スケジュール完全ガイド|いつから準備すべきか月別ロードマップで解説【2025年版】

高3の10月:志望書を先生に送りまくり、添削の嵐

10月は、志望書の添削ラッシュの時期でした。先輩は複数の先生に志望書を送り、何度も添削してもらいながら内容を磨き上げていったといいます。「送りまくった」という表現が示すように、遠慮なく多くの先生を頼ることが重要です。

志望書の添削では、先生によって指摘のポイントが異なることが多く、それぞれのフィードバックを取捨選択しながら統合していく作業が求められます。「論理の流れがわかりにくい」「具体性が足りない」「東大でなければならない理由が弱い」など、様々な角度からの指摘を受けることで、文章の完成度が格段に上がります。

志望理由書の添削を依頼する際のコツについては、以下の記事が参考になります。

志望理由書の添削の頼み方完全ガイド|誰に・いつ・何回頼むべきか高校生向けに徹底解説

また、この時期に注意したいのがありきたりな表現や抽象的なフレーズを使ってしまうことです。「社会に貢献したい」「多様な視点を身につけたい」といった表現は、どの受験生も使いがちで印象に残りません。自分だけのエピソードと言葉で書くことが、審査員の記憶に残る志望書を作る鍵です。

高3の11月初旬:志願書提出。提出後も気を抜かない

11月初旬、先輩はついに志願書を提出しました。何ヶ月もかけて磨き上げた書類を出す瞬間は、「やり切った」という達成感と「これで合っているのか」という不安が入り混じっていたといいます。

提出後も、決して気を抜いてはいけません。一次審査の結果が出るまでの間も、一般入試の勉強を継続することが重要です。また、提出した志望書の内容を改めて読み直し、「自分はこの内容について深く語れるか」「面接でどんな質問が来るか」を想定しておくことも大切です。

提出した書類の内容は、二次審査の面接で必ず問われます。「書いたけど詳しく話せない」という状態は最悪なので、提出後は志望書を面接練習の教材として活用しましょう。

高3の12月:一次審査通過→面接練習→二次試験本番

12月1日、一次審査の結果が発表されました。先輩は無事に通過し、二次審査に向けた準備を本格的にスタートさせます。

二次審査までの期間、先輩が取り組んだのは以下の2つです。

取り組み

内容

面接練習

複数の先生に面接官役を依頼し、繰り返し練習

深掘りディスカッション

志願書の内容・自分の問題意識について先生たちと対話

特に「先生たちと志願書や自分の問題意識について話し相手になってもらった」という点が印象的です。面接練習は「想定問答を覚える」だけでなく、自分の考えを対話の中で磨いていくプロセスでもあります。先生から「それはなぜ?」「もっと具体的には?」と問い返されることで、自分の思考が整理されていきます。

面接練習の方法については、以下の記事も参考にしてください。

総合型選抜の面接練習方法|一人でできるトレーニング・録画活用・直前チェックリストを徹底解説

12月末ごろ、二次試験(面接)を受験。本番は緊張したものの、「何度も先生と話し合ってきた内容だから、自分の言葉で話せた」と振り返っています。二次試験が終わった後は、一般受験の勉強に完全に切り替え、共通テストに向けた最終調整に入りました。

高3の1月〜2月:共通テスト受験、そして合格発表

1月、先輩は共通テストを受験しました。東大の学校推薦型選抜では、共通テストで一定の得点を取ることが合格条件の一つとなっています。先輩が夏休みも一般入試の勉強を続けていたのは、まさにこの共通テストを見据えてのことでした。

共通テストが終わった後は、ひたすら結果を待つ日々。そして2月13日、合格発表。先輩は無事に東大の学校推薦型選抜での合格を掴みました。

この体験談から学べる最大のポイントは、「推薦対策と一般対策を切り離さない」という姿勢です。推薦入試だけに賭けるのではなく、一般入試の学力も並行して磨き続けたことが、最終的な合格につながりました。

まとめ:合格者のスケジュールから学ぶ3つの教訓

今回紹介した先輩の体験談を整理すると、以下の3つの教訓が見えてきます。

時期

やること

ポイント

高1〜高2

課外活動(好き×深める)

打算なく、本当に好きなことに取り組む

高3春〜夏

自己分析・インプット・志望書準備

「なぜ自分がここでなければならないか」を言語化

高3秋〜冬

志望書添削・面接練習・一般入試勉強

推薦と一般を両立させ、最後まで諦めない

第一の教訓は「高1・高2の課外活動が土台になる」こと。推薦入試は高3だけで完結するものではなく、それ以前の積み重ねが問われます。

第二の教訓は「自己分析と志望理由書は早めに始める」こと。春から少しずつ言語化を始めることで、秋の添削・提出に余裕が生まれます。

第三の教訓は「一般入試の勉強も並行して続ける」こと。推薦入試は合格が保証されているわけではなく、万全の準備のためには学力の担保が必要です。

総合型選抜・学校推薦型選抜は、正しいスケジュール管理と継続的な準備があれば、十分に戦える入試方式です。この先輩の体験談を参考に、ぜひ自分だけのスケジュールを作り上げてください。

アオマルでは、今回紹介した対策をAIと一緒に実践できます。まずは無料トライアルでお試しください。

アオマル無料トライアルはこちら

この記事を書いているのは

つき ❘ 東大推薦合格者

東京大学法学部在学。学校推薦型選抜(旧推薦入試)で合格。受験当時は自己分析・志望理由書・小論文対策に徹底的に向き合い、独自に思考整理法を確立。受験生目線でのリアルな課題やつまずきポイントを踏まえた発信を行っている。現在は株式会社mugendAIの教育コンテンツ制作に参画し、総合型選抜対策の実践的なノウハウを発信中。「東大推薦合格者として伝えられるリアル」を大切にしている。

HOME