アオマル

【合格体験記】総合型選抜に落ちて一般選抜で合格した先輩のリアルな体験談|切り替え時期・勉強法・メンタル管理まで公開

「総合型選抜で不合格になったら、一般選抜で巻き返せるのだろうか?」「そもそも総合型選抜と一般選抜を両立しながら合格した人は、どんなスケジュールで動いていたのか?」

そんな疑問を持つ受験生に向けて、この記事では東大学校推薦型選抜を受けながら東大文系・早慶法学部などの一般入試対策も並行して行い、見事合格を手にした先輩のリアルな体験談をお届けします。切り替え時期・勉強の両立方法・メンタル管理のコツまで、包み隠さず公開します。

総合型選抜に落ちた後に一般選抜で逆転合格を目指している方にも、今まさに両立を検討している方にも、ぜひ参考にしてください。

総合型選抜対策アプリ「アオマル」では、志望理由書の添削・面接対策・自己分析など、合格に必要な対策をAIがサポートします。

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この記事を書いた先輩のプロフィール

この体験談は、東大学校推薦型選抜(以下「東大推薦」)と、東大文系・早慶法学部などの一般入試を並行して受験し、最終的に東大に合格した先輩のものです。

特筆すべき点として、英語については学校での学習や課外活動を通じてすでに高い水準に達していたため、一般入試においても英語対策にかける時間をほぼゼロに近い形で進めることができました。その分、他の科目や総合型選抜対策に時間を充てられたという背景があります。

また、高3の5月まで課外活動(その集大成となる大会)に打ち込んでいたため、受験勉強の本格スタートは他の受験生よりも遅めでした。それでも両立を成功させた戦略と思考法には、多くの受験生にとって参考になるエッセンスが詰まっています。

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高2まで:受験勉強よりも「今やるべきこと」に集中

受験勉強を本格的には始めなかった理由

多くの受験生が高2の後半から本格的な受験勉強をスタートさせる中、この先輩は高3の5月まで課外活動に全力を注いでいました。具体的には、高3の5月に課外活動の集大成となる大会があり、それに向けての準備・練習が最優先事項だったのです。

「受験勉強という受験勉強はしていなかった」と振り返るこの時期にやっていたことは、主に3つです。

- 学校の宿題をきちんとこなす
- 定期テストの対策をしっかりやる
- 模試に真剣に取り組む

この3つを丁寧にやり続けることで、基礎学力は着実に積み上がっていました。ただし、東大に余裕で合格できるような成績ではなく、「東大余裕合格圏内」とは程遠い状態だったと本人も認めています。

春休みに始めた「自己分析」が後の両立を支えた

高3への進級前の春休み、この先輩が力を入れていたのが自己分析でした。ここでいう自己分析とは、単に「自分の強みを探す」ことではありません。

- なぜその大学・学部に行きたいのか
- 自分はこれまで何をしてきたのか
- 何を学ぶために大学に進みたいのか
- 自分は社会にどう貢献したいのか

この4つを「過去 → 動機 → 未来 → 社会」という一本の軸でつなぐ作業です。これを春休みのうちに丁寧に進めておいたことで、高3に入ってからの志望理由書作成や面接準備がスムーズに進みました。

自己分析のやり方完全ステップガイド|高校生が「何から始めるか」迷わないフレームワークと価値観の見つけ方を徹底解説【総合型選抜対応】

高3以降:両立の実際のスケジュールと戦略

基本方針は「一般入試で受かること」

この先輩が両立において最も重視していた基本方針は、「一般入試で合格することをメインゴールに置く」というものでした。

その理由は明快です。総合型選抜には模試のような客観的な指標がなく、不確定要素が非常に多い。一方、一般入試は過去問・模試・偏差値という形で自分の現在地が見えやすい。だからこそ、「総合型選抜はあくまでも合格率を上げるためのおまけ」という位置づけで考えるようにしていたのです。

この考え方は非常に重要です。総合型選抜に過度な期待をかけてしまうと、不合格になったときのダメージが大きく、一般入試への切り替えが遅れてしまいます。最初から「一般入試で受かる実力をつける」ことを前提にしておけば、総合型選抜の結果がどちらに転んでも動じることなく進めます。

総合型選抜と一般選抜の併願戦略|両立スケジュール・勉強バランス・切り替えタイミングを徹底解説

どちらか一方に「軸足」を置きながら、常に両方を進める

高3に入ってからのスケジュール管理で意識していたのは、「どちらか一方に軸足を置きながら、もう一方もゼロにしない」というバランス感覚でした。

たとえば、夏前は一般入試の基礎固めに軸足を置きつつ、志望理由書の草稿を少しずつ書き進める。志望理由書の提出期限が近づいてきたら、そちらに集中しながらも毎日最低1科目は一般入試の問題演習をこなす、といった形です。

「常にどちらかは進んでいる状態」を維持することで、どちらかが完全に止まってしまうリスクを避けていました。

時期

一般入試の主な対策

総合型選抜の主な対策

高3・4〜5月

基礎固め(課外活動と並行)

自己分析の深化

高3・6〜7月

科目別演習スタート

志望理由書の草稿

高3・8月

過去問演習(東大・早慶)

志望理由書の仕上げ・提出

高3・9〜10月

過去問・答案作成の精度向上

面接・プレゼン対策

高3・11月

弱点補強・実戦演習

総合型選抜本番

高3・12月〜

センター・共通テスト・二次対策

結果確認・一般入試に集中

両立で感じた「意外なメリット」

一般入試の疲れを総合型選抜が癒してくれた

両立していて気づいた意外なメリットが、「片方がもう一方の息抜きになる」という現象でした。

一般入試の勉強は、ひたすら暗記して演習して答案を作るという繰り返しです。これが続くと、どうしても脳が疲弊してきます。そんなとき、「正解がない問いを見つめる」総合型選抜の対策(志望理由書の言葉を磨く、社会課題について考える、自分の将来像を描くなど)に切り替えると、不思議と頭がリフレッシュされるのです。

逆に、総合型選抜の対策で「自分の思いを言語化する」作業に行き詰まったときは、一般入試の演習問題に向かうことで気分転換になりました。2つの異なる性質の対策を持つことが、長期戦を乗り切るための精神的な支えになっていたのです。

両方に取り組んだからこそ得られた能力がある

一般入試対策では、論理的思考力・知識の体系化・時間管理能力が鍛えられます。総合型選抜対策では、自己表現力・批判的思考力・社会課題への視野が広がります。

この2つは実は相互に補完し合っています。自己分析で深めた「自分がなぜこれを学びたいのか」という問いは、小論文や記述問題の答案を書く際の軸にもなりました。一般入試で培った論理的な文章構成力は、志望理由書の説得力を高めました。

どちらか一方だけに絞っていたら得られなかった能力が、両立することで自然と身についていったのです。

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両立で感じた「不安とその乗り越え方」

「どちらも中途半端では?」という焦りとの戦い

両立していると、必ず「どちらも中途半端になっているのではないか」という不安が訪れます。この先輩も例外ではありませんでした。

特に辛かったのは、周りに総合型選抜と一般入試を本格的に併願している仲間がほとんどいなかったことです。「自分だけ違う時間の使い方をしているのではないか」「このやり方で本当に合格できるのか」という孤独感と不安が何度も押し寄せてきました。

その不安をどう乗り越えたか。答えは「なるようになる」という開き直りでした。もちろん、根拠のない楽観ではありません。「一般入試の対策はきちんとやっている。総合型選抜の対策も着実に進めている。自分にできることはやっている」という確認を自分に対して繰り返し行い、それでも残る不安は「なるようになる」と手放すようにしていたのです。

「最終的なゴールを見失わない」ことが最大の軸

この先輩が両立において最も大切にしていたのは、「最終的なゴールを見失わないこと」でした。

入試はあくまでも手段であり、一ステップに過ぎません。「東大推薦に合格したという称号が欲しいから推薦に挑戦する」というように、入試形式そのものが自己目的化してしまうと、判断軸がブレていきます。

この先輩は「もし東大推薦をやりたくなくなったら辞める」という判断基準を自分の中に持っていました。実際には最後まで取り組みましたが、「いつでも辞められる」という選択肢を自分に与えておくことで、精神的な余裕が生まれていたのです。

一方で、「一般入試を辞める」という選択肢は現実的にはなかったとも語っています。どちらにしろ受験することになっていたからこそ、一般入試を軸に置くという判断は自然なものでした。

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総合型選抜と一般選抜を併願する際の重要な注意点

合格した場合の「入学義務」に注意

総合型選抜(AO入試)で合格した場合、多くの大学では「合格した場合は必ず入学すること」が募集要項の条件として定められています。これは「専願」と呼ばれる形式で、合格後に他大学への進学を選ぶことができません。

つまり、総合型選抜で合格した場合、たとえその後の一般入試でより志望度の高い大学に合格しても、そちらを選ぶことができないケースがあるということです。

複数の大学・学部の総合型選抜を受ける場合も同様で、同時期に複数の合格通知が来ても、実際には選べない可能性があります。必ず各大学の募集要項を事前に確認し、専願条件の有無を把握した上で出願するようにしてください。

「結果待ち期間」の一般対策を怠らない

総合型選抜の結果が出るまでの期間(いわゆる「結果待ち期間」)は、一般入試の対策を続けることが非常に重要です。「どうせ受かっているかもしれない」という気持ちから一般入試の勉強が疎かになってしまうと、不合格だった場合に大きなタイムロスが生じます。

結果がどちらに転んでも後悔しないよう、結果待ち期間も一般入試の対策は止めないことが鉄則です。

総合型選抜が向いている人・向いていない人|評価基準・合格の決め手・一般入試との違いを徹底解説

アオマルがあれば、もっと効率的に両立できた

この先輩が振り返って「あれがあれば良かった」と感じるのが、自分のニーズやレベルに合わせた個別指導を受けられる環境です。

総合型選抜と一般入試を並行して対策する場合、一般的な塾や予備校では両方をカバーしきれないことが多く、それぞれ別の対策機関を使う必要が生じます。費用・時間・移動のコストが二重にかかってしまうのです。

アオマルのようなAI対策アプリがあれば、志望理由書の添削・面接対策・自己分析を自分のペースで、自分のレベルに合わせて進めることができます。対面の塾にかかるコストを抑えながら、総合型選抜に必要な対策の近道を歩むことができたはずだと感じています。

一般入試の勉強に疲れたとき、スキマ時間に志望理由書の一文を磨く。そういった細切れの時間活用ができるのも、アプリならではの強みです。

まとめ:総合型選抜と一般選抜の両立で大切な5つのこと

この先輩の体験談から学べる、総合型選抜と一般選抜を両立するための大切なポイントをまとめます。

1. 一般入試を「本命」に置く
総合型選抜は不確定要素が多いため、一般入試で合格できる実力をつけることをメインゴールにする。

2. 春休みに自己分析を済ませておく
「過去 → 動機 → 未来 → 社会」を一本でつなぐ自己分析を早めに行うことで、高3以降の対策がスムーズになる。

3. どちらかに軸足を置きながら、両方を常に動かす
片方を完全に止めるのではなく、軽重をつけながら並行して進めることが長期戦の鍵。

4. 最終的なゴールを見失わない
入試は目的ではなく手段。「何のために受験するのか」という問いを常に持ち続けることで、判断軸がブレなくなる。

5. 総合型選抜の専願条件を必ず確認する
合格後に入学が義務付けられている場合があるため、事前に募集要項を確認することが必須。

総合型選抜に落ちた後に一般選抜で逆転合格を目指す場合も、今まさに両立を検討している場合も、この体験談が一つの道しるべになれば幸いです。どちらの選択肢も、最終的なゴールに向かうための手段であることを忘れずに、自分だけの受験戦略を描いてください。

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この記事を書いているのは

つき ❘ 東大推薦合格者

東京大学法学部在学。学校推薦型選抜(旧推薦入試)で合格。受験当時は自己分析・志望理由書・小論文対策に徹底的に向き合い、独自に思考整理法を確立。受験生目線でのリアルな課題やつまずきポイントを踏まえた発信を行っている。現在は株式会社mugendAIの教育コンテンツ制作に参画し、総合型選抜対策の実践的なノウハウを発信中。「東大推薦合格者として伝えられるリアル」を大切にしている。

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