
志望理由書の書き出し例文10選|冒頭でつかむパターン別テンプレートとNG例・文字数別選び方を高校生向けに解説【総合型選抜】
志望理由書を書こうとしたとき、「最初の一文が出てこない…」と手が止まってしまう高校生はとても多いです。白紙の画面やノートを前にして、何十分も悩んだ経験がある人もいるのではないでしょうか。実は、書き出しには「型」があります。その型を知るだけで、スムーズに書き始められるようになります。この記事では、総合型選抜の志望理由書で使える書き出しのパターンを10個の例文とともに紹介します。各例文には文字数目安と「書き出し後の次の一文例」も付けているので、書き出しで終わらず本文まで書き続けられます。あわせてやってはいけないNG例・文字数別の選び方ガイド・自分用にアレンジする手順も解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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志望理由書の書き出しが大切な理由
志望理由書の書き出しは、審査する大学の先生が「最初に読む部分」です。一般的に、採点者は1通の志望理由書を読む時間が非常に限られており、冒頭の数行で「この学生の文章は読む価値がある」かどうかを判断すると言われています。
つまり、書き出しがつまらなかったり、どこかで見たような内容だったりすると、残りの文章をしっかり読んでもらえないリスクがあります。逆に、書き出しで読み手の関心を引ければ、その後の内容もポジティブな目線で読んでもらいやすくなります。
また、書き出しは「自分がこの大学・学部で何を学びたいか」の方向性を示す役割も持っています。冒頭でテーマや問いを提示することで、文章全体に一本の軸が通り、読みやすい志望理由書になります。
書き出しに時間がかかってしまう理由のひとつは、「完璧な一文を最初から書こうとしてしまうこと」です。まずは型を使って書き始め、後から磨いていくという発想に切り替えると、格段に書きやすくなります。
▶ 志望理由書が書けない高校生必見|手が止まる原因別の解決策と書き始め方を徹底解説【総合型選抜】
評価される書き出しの3つの特徴
まず、採点者に「おっ」と思ってもらえる書き出しには共通する特徴があります。以下の3点を意識してみてください。
1. 具体性がある
「私は〇〇に興味があります」という抽象的な文より、「高校2年生のとき、祖父が認知症と診断された瞬間、私は医療の限界を初めて実感しました」のように具体的なエピソードや数字が入っている文のほうが、圧倒的に印象に残ります。読み手が「この人の話を聞いてみたい」と感じる具体性を意識しましょう。
2. 問いや主張が明確
書き出しの段階で「自分はこういう問いを持っている」または「こういう考えを持っている」と示せると、文章の方向性が定まります。たとえば「なぜ日本の農業人口は年々減少しているのか、この問いが私の原点です」のように、問いを立てることで読み手も一緒に考えたくなります。
3. 大学・学部との関連性がある
書き出しの段階から「なぜこの大学・この学部か」につながる伏線が張られていると、文章全体の説得力が増します。書き出しで述べた体験や問いが、後半の「だからこの大学で学びたい」という結論と自然につながるように設計しましょう。
やってはいけないNG例5選
書き出しのパターンを学ぶ前に、まずやってはいけない書き出しを確認しておきましょう。これらは実際によく見られる失敗例です。「なぜNGなのか」と「どう直せばよいか」をセットで把握しておくと、自分の書き出しをチェックするときに役立ちます。
NG例 | なぜNGか | 改善後の例文 |
|---|---|---|
「私は貴学を志望する理由を述べます。」 | 宣言だけで内容がなく、読み手の興味を引けない。これから書くことを予告するだけで、冒頭の1文を無駄にしている | 「〇〇の授業で知った△△の問題が、私を貴学へと向かわせた原点です。」 |
「私は幼い頃から〇〇が好きでした。」 | 漠然としており、どの学生にでも当てはまる。「好き」だけでは動機の深さが伝わらない | 「小学3年生のとき、〇〇の体験教室で初めて△△に触れ、その仕組みの面白さに夢中になりました。」 |
「貴学は〇〇で有名な素晴らしい大学です。」 | 大学へのお世辞から始まるのは印象が悪い。自分の志望動機ではなく大学の宣伝になってしまっている | 「貴学の〇〇教授が研究する△△の分野で、私は〇〇という問いを追いかけてきました。」 |
「私は将来〇〇になりたいと思っています。」 | 「思っています」という曖昧な表現で説得力がない。決意ではなく願望にとどまっている | 「私は〇〇として、△△の課題を解決する人材になります。その第一歩として貴学を志望します。」 |
「〇〇とは何か。それは…」という辞書的な定義から始まる | 小論文的な書き出しで、志望理由書として個性がない。自分の体験や問いが消えてしまっている | 「辞書には載っていない〇〇の意味を、私は〇〇の現場で学びました。」 |
特に多いのが「私は幼い頃から〇〇が好きでした」という書き出しです。気持ちはわかるのですが、これだけでは「だから何?」という印象を与えてしまいます。好きになったきっかけ・具体的な体験を加えることで一気に説得力が増します。
▶ 志望理由書の書き方|何を書く?どう始める?ステップ順に高校生向けゼロから解説【総合型選抜】
書き出しパターン別例文10選
ここからが本題です。書き出しには大きく3つのパターンがあります。それぞれの特徴と例文を紹介します。各例文には「文字数目安」と「書き出し後の次の一文例(橋渡し文)」を付けているので、書き出しで手が止まらず続きを書けるようになります。
パターン①:問題提起型(社会課題・問いを投げかける)
社会的な問題や疑問を冒頭に置くことで、「この学生は社会を見ている」という印象を与えられます。特に社会科学系・法学部・経済学部・政策系の学部に向いているパターンです。自分の体験エピソードが思い浮かばないときにも使いやすいパターンなので、「体験談がない…」と悩んでいる人はまずここから試してみましょう。
例文1(経済学部向け)
「日本の若者の貧困率が16%を超えているという事実を、あなたはご存じでしょうか。この数字と向き合ったとき、私は経済学の力で社会構造を変えたいという強い思いを持つようになりました。」
(約80字)
→ 次の一文例:「この問いを深めるきっかけになったのは、高校2年生のとき参加した〇〇のフィールドワークです。」
例文2(法学部向け)
「外国人労働者が急増する日本で、彼らを守る法制度はまだ十分に整っていません。高校の公民の授業でこの現実を知った日から、私は法律の力で社会的弱者を守ることを人生のテーマにしてきました。」
(約90字)
→ 次の一文例:「授業後に自分で調べるなかで、〇〇という制度の問題点に気づき、それ以来△△の勉強を続けてきました。」
例文3(環境・理工系向け)
「2050年、日本の海岸線の一部は水没するかもしれません。気候変動の深刻さを知ったとき、私は傍観者でいることをやめようと決めました。」
(約65字)
→ 次の一文例:「その決意が、環境工学の分野で解決策を探したいという志望につながっています。」
問題提起型は、数字や社会的事実を冒頭に持ってくることで、読み手に「この問題は他人事ではない」と感じさせる効果があります。ただし、数字を使う場合は必ず正確な情報を使うようにしましょう。
パターン②:原体験型(自分の体験・転機を語る)
自分が経験した出来事や転機を冒頭に持ってくるパターンです。最も個性が出やすく、「この人の話を聞いてみたい」という気持ちを引き出せます。どの学部にも使えますが、特に医療・福祉・教育・文学系に向いています。
例文4(医学部・看護学部向け)
「祖父が倒れたあの夜、救急車を待ちながら私にできることは何もありませんでした。その無力感が、私を医療の道へと向かわせた原点です。」
(約65字)
→ 次の一文例:「あの夜から私は医療について調べ続け、特に〇〇の分野に強い関心を持つようになりました。」
例文5(教育学部向け)
「中学2年生のとき、不登校になりかけた私を救ったのは、一人の先生の言葉でした。『あなたが教室にいることで、クラスが変わる』。その言葉が今も私の背中を押し続けています。」
(約80字)
→ 次の一文例:「その経験から、子どもの心に寄り添える教師になりたいという気持ちが芽生えました。」
例文6(文学部・心理学部向け)
「高校1年生の夏、私は100冊の本を読もうと決めました。読み終えた頃、言葉が人の心を動かす力を持つことを、身体で理解していました。」
(約65字)
→ 次の一文例:「特に〇〇の作品に触れたとき、言語表現の研究をしたいという思いが確かなものになりました。」
原体験型は、自分だけのエピソードを使うため、他の受験生との差別化が図れます。ただし、体験談が長くなりすぎると書き出しとしてのインパクトが薄れるので、1〜2文で凝縮することが大切です。
▶ 探究活動を総合型選抜に活かす方法|志望理由書・面接での伝え方と「地味なテーマ」でも評価される書き方を高校生向けに解説
パターン③:将来像型(なりたい姿・実現したいことを宣言する)
将来の自分のビジョンを冒頭に宣言するパターンです。「この人は目標がはっきりしている」という印象を与えられます。ただし、単なる夢の羅列にならないよう、その後に「なぜそう思うようになったか」の根拠を続けることが必須です。
例文7(国際系学部向け)
「10年後、私はアジアの農村部に暮らす子どもたちに教育の機会を届けるNGOを立ち上げます。この夢は、高校2年生でのカンボジアへのスタディツアーで生まれました。」
(約75字)
→ 次の一文例:「現地で出会った子どもたちの笑顔と、学校に通えない現実とのギャップが、今も私の原動力になっています。」
例文8(情報・工学系向け)
「私が作りたいのは、障害を持つ人が一人でどこへでも移動できる社会です。そのためのAI技術を、貴学で身につけたいと考えています。」
(約63字)
→ 次の一文例:「このビジョンを持つようになったのは、車いすユーザーの友人と共に外出したときの体験がきっかけです。」
例文9(経営・商学部向け)
「地元・〇〇市の商店街を、もう一度にぎやかにしたい。幼い頃から見てきたシャッター街の光景が、私を経営学の道へ向かわせました。」
(約62字)
→ 次の一文例:「高校では地域活性化をテーマに探究活動を行い、〇〇という課題が商店街衰退の根本にあると気づきました。」
将来像型は、志望動機と将来のビジョンが明確に結びついているため、面接でも深掘りされやすいです。書いた内容について「なぜそう思うのか」「どうやって実現するのか」を答えられるように準備しておきましょう。
▶ 【総合型選抜】志望理由書を書いたら面接で何を聞かれる?想定質問リストと深掘り対策を高校生向けに解説
パターン④:複合型(体験+問い・体験+将来像)
上記の3パターンを組み合わせた書き出しも効果的です。
例文10(総合政策・社会学部向け)
「高校3年間、地域の高齢者施設でボランティアを続けるなかで、私は一つの問いと向き合い続けました。『なぜ、孤独死は減らないのか』。この問いへの答えを探すために、貴学の社会政策学科を志望します。」
(約95字)
→ 次の一文例:「施設での経験を通じて、制度の問題だけでなく、地域コミュニティの希薄化が背景にあると感じるようになりました。」
この例文は「原体験(ボランティア活動)+問題提起(孤独死)+志望先への言及」という三要素を一段落に凝縮しています。情報量が多い分、後半の文章をすっきりまとめやすくなるメリットがあります。
文字数・状況別の書き出し選び方ガイド
志望理由書の字数制限は大学・学部によってさまざまです。800字以上の欄と150字以内の欄では、書き出しに使える文字数も、盛り込める情報量もまったく異なります。ここでは「何字の欄にはどんな書き出しを選べばよいか」を整理します。
字数別・書き出しの長さと情報量の目安
字数制限 | 書き出しに使える目安 | 盛り込む情報量 | おすすめパターン |
|---|---|---|---|
150字以内 | 30〜50字(1〜2文) | 問いか結論のみ。エピソードは最小限 | 将来像型・問題提起型 |
400字程度 | 60〜80字(2〜3文) | 体験の概要+問いか将来像 | 原体験型・複合型 |
800字以上 | 80〜120字(3〜4文) | 体験の詳細+問い+志望先への接続まで | 複合型・原体験型 |
150字以内の欄の場合 書き出しに使えるのは30〜50字が限界です。1文で核心をついた問いか結論を述べ、残りの文字数で志望理由の根拠を凝縮しましょう。「〇〇という問いが、私を貴学へと向かわせました。(約25字)」のようにシンプルに始めるのがベストです。
400字程度の欄の場合
書き出しに60〜80字(2〜3文)を使えます。体験の概要を1文で示し、そこから生まれた問いか将来像を続ける原体験型や複合型が収まりやすいです。例文4・5・9のような構造を参考にしてみましょう。
800字以上の欄の場合
書き出しに80〜120字(3〜4文)かけられます。体験の詳細を描写しながら問いを立て、最後に「だから貴学で学びたい」という接続まで書き出し内に含めることができます。例文10の複合型がこのボリューム感に最も向いています。
エピソードが思い浮かばないときの対処法
「体験談が特にない」「強烈な転機がない」という人も、問題提起型と将来像型なら書き出せます。
問題提起型を使う場合: 自分が気になっているニュース・授業で印象に残った内容・読んだ本の一節を出発点にしましょう。「〇〇というニュースを見て、なぜこうなるのかと疑問を持ちました」という形で問いを立てれば、強烈な体験がなくても書き出せます。
将来像型を使う場合: 「なりたい職業・やりたいこと」から逆算して書き出します。「私は〇〇として△△に取り組みます」と宣言し、次の文でその理由(授業・本・見聞きしたこと)を続ける形にすれば、エピソードの薄さをカバーできます。
実績なしでも書ける志望理由書の作り方については、実績なしでも書ける志望理由書の書き方|普通の高校生が総合型選抜で評価されるアピール術と例文を解説も参考にしてみてください。
自分のエピソードをどのパターンに当てはめるか迷ったら、アオマルのAI自己分析機能で整理するのが近道です。どんな経験が志望理由につながるかを一緒に掘り起こしてくれます。
書き出しを自分用にアレンジする3ステップ
例文を見て「いい書き出しだな」と思っても、そのまま使うのはNGです。志望理由書はあくまで「自分の言葉で書く」ことが大前提です。以下のステップで自分用にアレンジしてみましょう。
ステップ1:自分の「転機エピソード」を1〜3個書き出す
まず、「〇〇に興味を持つようになったきっかけ」を箇条書きで書き出します。いつ・どこで・何があったか、できるだけ具体的に書きましょう。この作業が書き出しの「素材」になります。
自己分析が難しいと感じる人は、総合型選抜の自己分析のやり方|過去・現在・未来を整理するステップと志望理由書への活かし方を高校生向けに解説を参考にしてみてください。
ステップ2:上記3パターンのどれが合うか選ぶ
書き出したエピソードを見て、「問題提起型・原体験型・将来像型」のどれが自分の話に合うかを選びます。社会的な問題意識が強ければ問題提起型、個人的な体験が印象的なら原体験型、将来の夢がはっきりしているなら将来像型がおすすめです。
ステップ3:例文の構造を借りて、中身を自分のエピソードに置き換える
例文の「構造(文の順番・接続詞の使い方)」だけを借りて、具体的な内容を自分のエピソードに差し替えます。以下の穴埋めワークシートを使うと、スムーズにアレンジできます。
穴埋めワークシート例
原体験型の場合:
「__(いつ・どこで)、私は__(何があったか)を経験しました。そのとき感じた__(感情・気づき)が、__(学びたいこと・なりたい姿)へとつながっています。」
問題提起型の場合:
「__(社会的事実・数字・ニュース)を知ったとき、私は__(問い・疑問)を持ちました。この問いに向き合うために、貴学の__(学部・専攻)を志望します。」
将来像型の場合:
「私が実現したいのは、__(将来のビジョン)です。このビジョンを持つようになったのは、__(きっかけとなった体験・出来事)がきっかけです。」
この3ステップを踏むだけで、例文を参考にしながらも完全にオリジナルの書き出しが作れます。
▶ 志望理由書の例文【文字数別】800字・1000字の完成見本とそのまま使えるアレンジ術を高校生向けに解説【総合型選抜】
書き出しと本文をつなぐ「橋渡し文」の作り方
書き出しが決まっても、「次の文が続かない…」と手が止まってしまう人は少なくありません。書き出しの後に続ける「橋渡し文」には、3つの型があります。この型を知っておくと、書き出しから本文へスムーズに移行できます。
橋渡し文①:体験の深掘り型
書き出しで触れた体験をさらに掘り下げる型です。「何があったか」を書いた後、「そのとき何を感じ、何を考えたか」を続けます。
例:
書き出し:「祖父が倒れたあの夜、救急車を待ちながら私にできることは何もありませんでした。」
橋渡し文:「あの無力感は今でも忘れられません。後日、救急医療の現場について調べるなかで、初期対応の知識があれば助かる命があることを知り、医療を学ぶ決意が固まりました。」
橋渡し文②:問いの展開型
書き出しで立てた問いを、さらに具体的な問いへと展開する型です。「大きな問い→自分が掘り下げた問い」という流れで、思考の深さを示せます。
例:
書き出し:「なぜ日本の農業人口は年々減少しているのか、この問いが私の原点です。」
橋渡し文:「最初は漠然とした疑問でしたが、地域の農家を訪ねるうちに、後継者問題の背景には価格競争と流通構造の問題があると気づきました。この問いをさらに深めるために、農業経済学を学びたいと考えています。」
橋渡し文③:志望先への接続型
書き出しの体験や問いから、「なぜこの大学・学部か」へと直接つなぐ型です。書き出しと志望理由の核心を最短距離で結べます。
例:
書き出し:「2050年、日本の海岸線の一部は水没するかもしれません。気候変動の深刻さを知ったとき、私は傍観者でいることをやめようと決めました。」
橋渡し文:「貴学の環境工学科には、気候変動に対する工学的アプローチを研究する〇〇教授のゼミがあります。そこで再生可能エネルギーの実装技術を学ぶことが、私の目標です。」
どの型を選ぶかは、書き出しのパターンと合わせて考えると決めやすいです。原体験型には①、問題提起型には②、将来像型には③が自然につながりやすいと覚えておきましょう。
▶ 志望理由書がありきたりになる原因と脱却法|個性を出して差別化するコツを高校生向けに徹底解説【総合型選抜】
書き出しを書いたら必ずチェックすること
書き出しが完成したら、以下のポイントで見直してみましょう。チェックボックスとして使えるように整理しているので、書き出しを書くたびに確認する習慣をつけてください。
- [ ] 「私は〇〇に興味があります」だけで終わっていないか(具体性の確認)
- [ ] 大学・学部名や学びたい内容と書き出しの内容がつながっているか
- [ ] 読み終えたとき「続きを読みたい」と感じるか
- [ ] 事実として正確な情報(数字・出来事)を使っているか
- [ ] 自分の言葉で書かれているか(例文のコピーになっていないか)
- [ ] 書き出しの文字数は字数制限の15〜20%以内に収まっているか(800字なら120字以内が目安)
- [ ] 橋渡し文(次の一文)がスムーズにつながるか
特に「続きを読みたいと感じるか」は、家族や友人など第三者に読んでもらって感想をもらうのが一番確実です。自分では気づきにくい「わかりにくさ」を指摘してもらえます。
添削を効率よく受けたい場合は、志望理由書の添削は誰に頼む?無料でできる方法・頼み方のコツ・注意点を高校生向けに徹底解説【総合型選抜】も参考にしてみてください。
書き出しが完成したら、次は全体の添削です。アオマルでは書き出しから結びまでAIが具体的なフィードバックをくれるので、一人で悩まずぜひ試してみてください。
まとめ
志望理由書の書き出しには、「問題提起型」「原体験型」「将来像型」という3つの基本パターンがあります。この記事で紹介した10の例文と3ステップのアレンジ手順を使えば、「最初の一文が書けない」という悩みを解消できます。
文字数別の目安を振り返ると、150字以内の欄なら30〜50字のシンプルな1文、400字程度なら60〜80字の2〜3文、800字以上なら80〜120字の3〜4文が書き出しの適切な長さです。エピソードが思い浮かばないときは問題提起型か将来像型を選び、穴埋めワークシートを使ってアレンジしてみましょう。
書き出しが決まったら、橋渡し文(①体験の深掘り型・②問いの展開型・③志望先への接続型)を意識して続きを書くと、本文全体がスムーズにつながります。
大切なのは、例文の「構造」を借りながら、中身は必ず自分のエピソードで埋めることです。書き出しが決まれば、その後の文章はぐっと書きやすくなります。まずは今日、穴埋めワークシートに自分のエピソードを当てはめるところから始めてみましょう。
▶ 志望理由書の締め方|最後の一文で差がつく結び例文とNG表現を高校生向けに解説【総合型選抜】
▶ 【大学受験版】志望理由書の書き方|何を書く?構成・4要素・自己分析ワークをゼロから解説
アオマルでは、今回紹介した対策をAIと一緒に実践できます。まずは無料トライアルでお試しください。
この記事を書いているのは

藤堂誠 ❘ 総合型選抜対策専門塾講師
大学での入試・教育評価に関する知見をもとに、総合型選抜・学校推薦型選抜の対策を監修。志望理由書・小論文・面接において、大学側が重視する「学びへの意欲」「探究の一貫性」「将来像との接続」を踏まえた指導を行う。現在は株式会社mugendAIにて、受験生が自分の経験や関心を大学に伝わる形で整理できるよう、総合型選抜対策コンテンツの監修を担当している。
