本文へスキップ

小論文の書き方テンプレート完全ガイド|使えるフレーズ・テーマ別例文・NG表現まで解説

坂本浩一 ❘ 東京大学卒・総合型選抜対策専門|

総合型選抜の小論文対策を始めると、「何から書けばいいのかわからない」「毎回構成がバラバラになる」「使える表現を知りたい」と悩む人は少なくありません。そこで役立つのが、小論文のテンプレートです。

この記事では、テンプレートの基本形テーマ別の例文使えるフレーズや熟語・表現、さらに使ってはいけないフレーズまで、高校生にもわかりやすく整理して解説します。

この記事でわかることは、次のとおりです。

- 小論文で使いやすい基本テンプレート(3パターン)
- 医療・環境・AI・教育など総合型選抜の頻出テーマ別例文
- 小論文で使えるフレーズ・熟語・表現
- 逆に避けたほうがよい言い回し
- 総合型選抜特有の注意点と字数別の使い分け

総合型選抜対策アプリ「アオマル」では、志望理由書の添削・面接対策・自己分析など、合格に必要な対策をAIがサポートします。

アオマルとは?詳しくはこちら

小論文のテンプレートとは?まず押さえたい基本

小論文におけるテンプレートとは、意見を論理的に書くための型のことです。文章の流れをあらかじめ決めておくことで、試験本番でも落ち着いて書きやすくなります。

小論文は、思いついたことを自由に書く作文とは違います。読み手に対して、自分の主張を、理由や具体例を添えて筋道立てて伝える文章です。そのため、構成がとても重要です。

特に総合型選抜の小論文では、次のような力が見られています。

- 問題文を正しく理解できているか
- 自分の意見を明確に示せているか
- 理由や根拠を挙げて説明できているか
- 文章が論理的につながっているか

こうした力を安定して出すために、テンプレートは有効です。

小論文で使いやすい基本テンプレート

もっとも使いやすいのは、次の4段構成です。

結論 → 理由 → 具体例 → まとめ

この型に沿って書くと、読み手に伝わりやすい文章になりやすいです。それぞれの役割は以下の通りです。

#### 結論

最初に、自分の意見や立場をはっきり示します。「私は〜と考える」「〜が必要である」のように、最初に主張を置くことで、文章の方向性が明確になります。

#### 理由

なぜその結論になるのかを説明します。ここでは感想ではなく、理由として成立する内容を書くことが大切です。

#### 具体例

理由を支える事例や現実的な場面を書きます。自分の経験だけに偏りすぎず、社会全体の視点も入れられるとよりよくなります。

#### まとめ

最後に結論を言い換えながら、文章全体を締めます。最初の主張を繰り返すだけでなく、少し広い視点でまとめると自然です。

▶︎ 小論文の書き出し例はこちら
小論文の書き出し例を解説|例文つきで序論・本論・結論の流れがわかる

すぐ使えるテンプレート3パターン

出題形式によって、使いやすいテンプレートは少し変わります。ここでは、よくある出題に対応しやすい3つの型を紹介します。また、どのパターンをどんな問題で使うべきかを一覧で確認しておくと、本番で迷わずに選べます。

パターン

使いどころ

特徴

注意点

意見型

「あなたの考えを述べよ」系

自分の立場を最初に明示し、理由・具体例で支える

主張が曖昧にならないよう、冒頭で立場を明確に

賛否型

「賛成か反対か述べよ」系

賛否をはっきり選び、複数の理由を列挙する

どちらか一方に絞ること。両論並立は評価されにくい

課題文型

文章を読んで考えを書く系

筆者の意見を要約したうえで自分の意見を展開する

要約が長くなりすぎないよう、自分の意見に字数を割く

1. 意見を問う小論文のテンプレート

「あなたの考えを述べなさい」「〜についてどう考えるか」といった問題で使いやすい型です。

テンプレート

> 私は、【テーマ】について、【自分の主張】と考える。
> なぜなら、【理由】からである。
> たとえば、【具体例】という点が挙げられる。
> 以上のことから、【テーマ】においては【結論の言い換え】が重要である。

▶︎ 「あなたの考えを述べよ」系の問題の書き方はこちら
小論文の「あなたの考えを述べよ」の正しい構成とは?高校生向けに例文付きで書き方を徹底解説

2. 賛成・反対を問う小論文のテンプレート

「〜に賛成か、反対か」と聞かれる問題で使いやすい型です。

テンプレート

> 私は、【テーマ】に【賛成/反対】である。
> その理由は、第一に【理由1】、第二に【理由2】だからである。
> 実際に、【具体例】のような事例からも、その重要性がわかる。
> したがって、【テーマ】については【結論】と考える。

3. 課題文型小論文のテンプレート

文章を読んで考えを書くタイプの問題で使いやすい型です。

テンプレート

> 筆者は、【課題文の要点】を述べている。
> この意見を踏まえたうえで、私は【自分の意見】と考える。
> なぜなら、【理由】があるからだ。
> たとえば、【具体例】がそれを示している。
> よって、【筆者の意見と自分の意見をつなげた結論】が重要である。

▶︎ 課題文型小論文の書き方はこちら
課題文型小論文の書き方|書き出しや構成を例文つきで解説

テーマ別テンプレート例文集|総合型選抜の頻出テーマで練習する

総合型選抜の小論文では、志望する学部・学科に関連したテーマが出題されることが多いです。医療・福祉、環境・SDGs、AI・テクノロジー、教育は特に頻出です。ここでは、先ほどの基本テンプレート(意見型)を使って、各テーマの例文を紹介します。自分の志望校のテーマに近いものを選び、そのまま練習素材として活用してください。

医療・福祉テーマの例文

医療・看護・福祉系の学部を志望する人は、このテーマへの対応力が特に重要です。「高齢化社会」「医療格差」「在宅介護」などが頻出キーワードになります。

例文(約200字)

> 私は、高齢化が進む日本において、地域包括ケアの充実が急務であると考える。なぜなら、病院だけでなく自宅や地域での継続的なサポートがなければ、高齢者が安心して生活を続けることが難しくなるからである。たとえば、訪問看護や介護サービスが整っている地域では、入院期間の短縮と本人の生活の質向上が同時に実現されている。以上のことから、医療と福祉が連携した地域ぐるみの支援体制を整えることが重要である。

ポイント

- 「高齢化」という社会的背景を冒頭の理由に結びつけている
- 「訪問看護」など具体的なサービス名を挙げることで説得力が増す
- 「医療と福祉の連携」という結論は、看護・福祉系学部のアドミッションポリシーとも連動しやすい

看護学部の志望理由書の書き方|例文・構成・差別化コツ・よくある失敗を高校生向けに徹底解説【総合型選抜】

環境・SDGsテーマの例文

環境系・農学系・社会学系の学部で頻出です。「気候変動」「プラスチック問題」「持続可能な社会」などが代表的なキーワードです。

例文(約200字)

> 私は、持続可能な社会を実現するために、個人レベルでの消費行動の見直しが不可欠であると考える。なぜなら、企業や政府だけの取り組みでは限界があり、日常の選択の積み重ねが環境負荷の削減につながるからである。たとえば、マイボトルの使用やフードロスの削減といった身近な行動が、プラスチックごみや食品廃棄の問題を緩和する一助となっている。以上のことから、SDGsの達成には、社会全体での意識変容と行動変容を促す仕組みづくりが重要である。

ポイント

- 「個人レベル」という視点を入れることで、抽象的な環境論に終わらせない
- 「マイボトル・フードロス」など身近な具体例が読み手に伝わりやすい
- SDGsという言葉を結論でまとめとして使い、テーマとの整合性を示している

AI・テクノロジーテーマの例文

理工系・情報系・社会科学系など幅広い学部で出題されます。「AI活用」「デジタル格差」「プライバシー問題」などが頻出です。

例文(約200字)

> 私は、AI技術の急速な普及に伴い、その活用に関するルール整備が社会全体で求められると考える。なぜなら、AIは業務効率化や医療診断支援など多くの恩恵をもたらす一方で、個人情報の流出や雇用喪失といったリスクも内包しているからである。たとえば、採用選考にAIを使用した場合、アルゴリズムの偏りが不当な差別につながる可能性が指摘されている。以上のことから、技術の発展と倫理的な規制のバランスを取ることが、AI社会における最重要課題である。

ポイント

- 「恩恵とリスク」の両面に触れることで、一面的な論述を避けている
- 「採用選考でのアルゴリズムの偏り」という具体的な問題事例が論理を支えている
- 「技術と倫理のバランス」という結論は、理工系・社会科学系どちらの学部にも応用できる

教育・学校テーマの例文

教育学部・心理学部・社会学部などで頻出です。「不登校」「ICT教育」「多様な学びの場」などがよく出題されます。

例文(約200字)

> 私は、子どもの多様な学習スタイルに対応するため、学校教育においてICTの積極的な活用が必要であると考える。なぜなら、一斉授業だけでは理解のペースや得意分野が異なる子どもたちのニーズに応えることが難しいからである。たとえば、タブレット端末を使った個別学習では、自分のペースで繰り返し学習ができ、苦手分野の克服につながるという報告がある。以上のことから、ICTを活用した個別最適化の学びを推進することが、これからの教育に求められる重要な視点である。

ポイント

- 「一斉授業の限界」という現状の課題提起から始めることで、問題意識が明確になる
- 「タブレット端末での個別学習」という具体的な場面が説得力を高めている
- 「個別最適化」という教育分野のキーワードを使い、専門性をアピールできる

教育学部の志望理由書の書き方|例文【校種・専攻別】・構成・よくある失敗を高校生向けに徹底解説【総合型選抜】

テーマ別の例文を書いたら、次のステップは添削です。自分では気づきにくい論理の飛びや表現の問題点は、第三者の目で確認することで初めて見えてきます。アオマルのAI添削機能を使えば、テンプレートに沿って書いた文章をすぐに採点・フィードバックできるので、練習のサイクルをぐっと速めることができます。

アオマル無料トライアルはこちら

小論文のテンプレート例|そのまま参考にしやすい書き方

ここでは、「SNSの活用」をテーマにした短めの例文を紹介します。テンプレートがどう文章になるのかをつかんでください。

例文

> 私は、高校生がSNSを使う際には、便利さだけでなく責任も意識する必要があると考える。
> なぜなら、SNSは情報をすばやく得られる一方で、不確かな内容も簡単に広まってしまうからである。
> たとえば、事実かどうか確かめないまま情報を拡散すると、他人を傷つけたり、誤解を広げたりする可能性がある。また、何気ない投稿が自分自身の評価に影響することもある。
> 以上のことから、SNSは便利な道具であるが、正しく使うためには情報を見極める力と発信への責任感が必要である。

例文のポイント

- 1文目で結論がはっきりしている
- 2文目で理由が明確に示されている
- 3文目で具体例が入っている
- 最後で主張を自然にまとめている

このように、テンプレートに沿って書くと、内容を整理しやすくなります。

▶︎ 文字数別の小論文の書き方はこちら
小論文(400字・600字・800字)の書き方|例文・解答例付きで文字数別の徹底解説

小論文で使えるフレーズ・熟語・表現集

テンプレートとあわせて知っておきたいのが、文章をつなぐための表現です。ここでは、場面ごとに使いやすいフレーズを紹介します。

結論を示すときのフレーズ

- 私は〜と考える
- 〜が必要である
- 〜は重要である
- 〜すべきである
- 〜という点は見過ごせない

理由を述べるときのフレーズ

- なぜなら、〜だからである
- その理由として、〜が挙げられる
- 第一に〜、第二に〜
- 〜という背景がある
- 〜という問題が存在する

具体例を示すときのフレーズ

- たとえば、〜
- 実際に、〜
- 具体的には、〜
- その一例として、〜
- 近年では、〜

まとめるときのフレーズ

- 以上のことから、〜
- したがって、〜
- このように、〜
- よって、〜
- これらを踏まえると、〜

小論文で使いやすい熟語・表現

小論文では、会話っぽい表現よりも、少しかための言葉が向いています。以下のような表現は使いやすいです。

- 多様化 / 効率化 / 普及
- 課題 / 背景 / 影響
- 貢献 / 必要性 / 重要性
- 視点 / 現状 / 改善
- 共通点 / 問題点 / 解決策

ただし、難しい言葉を増やせばよいわけではありません。意味があいまいなまま使うと、かえって読みにくくなります。自分が説明できる言葉を使うことが大切です。

▶︎ 小論文の接続詞についてはこちら
小論文の接続詞一覧|使える言葉と使ってはいけない表現を解説

小論文で使ってはいけないフレーズ・避けたい表現

テンプレートを使うときは、便利な表現だけでなく、避けたい言い回しも知っておく必要があります。以下にNG表現とその言い換え例を一覧でまとめました。

カテゴリ

NG表現

OK表現(言い換え)

根拠が弱い断定

絶対に〜である

〜と考えられる

根拠が弱い断定

必ず〜になる

〜の可能性がある

根拠が弱い断定

誰でもそう思う

〜といえるだろう

感情的な表現

かわいそうだと思った

その状況には課題がある

感情的な表現

とてもむかつく

その点は改善が必要である

感情的な表現

すごく大変だと思う

その影響は小さくない

話し言葉

〜じゃないか

〜ではないか

話し言葉

でも

しかし

話し言葉

やばい

深刻である

中身のない便利語

教育は大切だ(理由なし)

教育は、将来の選択肢を広げ、社会参加の力を育てるため重要である

各カテゴリの解説

#### 1. 根拠が弱い断定

「絶対に〜」「必ず〜」「誰でも〜」のような言い切りは、根拠がないと見られやすいです。小論文では冷静に論じる姿勢が大切なので、「〜と考えられる」「〜の可能性がある」のように、断言を和らげる表現に言い換えましょう。

#### 2. 感情に寄りすぎた表現

小論文は感想文ではありません。感情そのものを書くより、なぜ問題なのかを説明することが必要です。「かわいそうだと思った」ではなく、「その状況には課題がある」のように、問題の所在を客観的に示す言葉に置き換えましょう。

#### 3. 話し言葉・くだけすぎた表現

小論文では、基本的に「だ・である調」が向いています。「でも」→「しかし」、「すごい」→「大きい」、「やばい」→「深刻である」のように、書き言葉に統一することで文章全体の印象が整います。

#### 4. 中身のない便利語の使いすぎ

「大切だ」「必要だ」「重要だ」は使ってよい表現ですが、理由がないまま繰り返すと中身が薄く見えます。 必ず「なぜ重要なのか」をセットで書きましょう。

▶︎ 小論文の文末表現についてはこちら
総合型選抜 小論文の語尾・文末表現の正解は?合格に近づく書き方を解説

総合型選抜の小論文でテンプレートを使うときの注意点

小論文テンプレートは便利ですが、ただ暗記して当てはめるだけでは高評価につながりません。特に総合型選抜では、一般入試の小論文とは異なる視点で評価される部分があります。ここでは、総合型選抜ならではの注意点を整理します。

志望理由書・面接との一貫性を持たせる

総合型選抜の小論文で最も重要なのが、志望理由書や面接で述べた自分の考えと矛盾しないことです。たとえば、志望理由書で「地域医療の課題解決に取り組みたい」と書いているのに、小論文では「都市部の医療集中が望ましい」という主張をしてしまうと、採点者に「考えが一貫していない」と判断されるリスクがあります。

小論文を書く前に、自分が志望理由書や面接で述べている主張・価値観を確認し、テンプレートに当てはめる「内容」が一致しているかをチェックする習慣をつけましょう。テンプレートの「型」は同じでも、中に入れる主張・具体例は自分の志望理由と連動したものを選ぶことが、総合型選抜では特に重要です。

志望理由書の書き方|何を書く?どう始める?ステップ順に高校生向けゼロから解説【総合型選抜】

字数別(400字・600字・800字)の使い分けポイント

テンプレートの4段構成は字数によって展開量を変える必要があります。以下の目安を参考にしてください。

字数

結論

理由

具体例

まとめ

使い方のポイント

400字

約50字

約100字

約150字

約100字

理由は1つに絞り、具体例も1つに凝縮する

600字

約80字

約150字

約250字

約120字

理由を2つ挙げるか、具体例を少し膨らませる

800字

約100字

約200字

約350字

約150字

理由2つ+具体例を複数示し、反論への言及も可

400字の場合は要素を絞り込む判断力が問われます。一方、800字では具体例を複数挙げたり、「一方で〜という課題もある」と反論に触れたりすることで、論の深みを出せます。字数に応じた展開量を意識することが、テンプレートを使いこなすうえで欠かせないステップです。

小論文400字の書き方|短い字数でも合格レベルに仕上げる構成・例文・時間配分を高校生向けに解説

小論文(400字・600字・800字)の書き方|例文・解答例付きで文字数別の徹底解説

採点者が見ているポイントとテンプレートの関係

総合型選抜の小論文では、一般的な「論理性」だけでなく、「独自性」や「課題発見力」も評価軸に含まれることが多いです。テンプレートはあくまで論理性を担保するための骨格であり、独自性や課題発見力はテンプレートの中に入れる「内容」で勝負する部分です。

以下の表を参考に、テンプレートのどの箇所で何を意識すべきかを確認しておきましょう。

採点者が見るポイント

対応するテンプレートの箇所

意識すること

論理性

全体の流れ(結論→理由→具体例→まとめ)

話の順番が崩れないよう、テンプレートを守る

独自性

結論・まとめ

「私は〜と考える」の主張に自分ならではの視点を入れる

課題発見力

理由・具体例

社会問題の背景や現状を踏まえた理由を書く

表現力

全体

使えるフレーズを適切に使い、話し言葉を避ける

「型を使いながら独自性を出す」ためのコツは、具体例を自分の経験や探究活動と結びつけることです。たとえば、「AI活用」をテーマにした小論文で、自分が授業で取り組んだデータ分析の経験を具体例として入れると、テンプレートの型を守りながらも他の受験生との差別化ができます。

また、テンプレートの表現を「自分の言葉」に置き換えることも重要です。以下のBefore/Afterを参考にしてください。

Before(テンプレートのまま)
> 以上のことから、AIの活用においては倫理的な規制が重要である。

After(自分の言葉に言い換え)
> 以上のことから、AIが社会に浸透するほど、技術の開発者だけでなく利用者一人ひとりが倫理的な判断力を持つことが求められると考える。

「重要である」で締めるだけでなく、誰が・何をすべきかまで踏み込むことで、課題発見力と独自性が同時に示せます。

▶︎ 小論文の対策法はこちら
小論文の勉強・対策法を徹底解説|参考書・塾・過去問・AIの使い方までわかる

まとめ|小論文テンプレートは「書ける状態」を作るための道具

小論文テンプレートは、何を書けばよいか迷いやすい高校生にとって、とても役立つ土台です。特に、結論→理由→具体例→まとめの基本形を身につけるだけでも、文章はかなり書きやすくなります。

また、テンプレートとあわせて、使えるフレーズや熟語・表現を知っておくと、文章の流れが整いやすくなります。一方で、感情的な表現や話し言葉、根拠の弱い断定は避けることが大切です。

総合型選抜の小論文では、さらに次の点を意識することが重要です。

- 志望理由書・面接との主張の一貫性を保つ
- 字数に応じてテンプレートの展開量を調整する
- テンプレートの「型」は守りつつ、中身で独自性・課題発見力を示す

テンプレートをそのまま写すことが目的ではありません。問いに合わせて内容を考え、自分の言葉で論理的に書くことが、小論文では求められます。小論文が苦手な人ほど、まずは型を使って練習し、少しずつ自分なりに使いこなしていきましょう。

アオマルでは、今回紹介した対策をAIと一緒に実践できます。まずは無料トライアルでお試しください。

アオマル無料トライアルはこちら

関連記事

- 小論文の書き出し例を解説|例文つきで序論・本論・結論の流れがわかる
- 小論文の「あなたの考えを述べよ」の正しい構成とは?高校生向けに例文付きで書き方を徹底解説
- 課題文型小論文の書き方|書き出しや構成を例文つきで解説
- 小論文(400字・600字・800字)の書き方|例文・解答例付きで文字数別の徹底解説
- 小論文の接続詞一覧|使える言葉と使ってはいけない表現を解説
- 総合型選抜 小論文の語尾・文末表現の正解は?合格に近づく書き方を解説
- 小論文の勉強・対策法を徹底解説|参考書・塾・過去問・AIの使い方までわかる

この記事を書いているのは

坂本浩一 ❘ 東京大学卒・総合型選抜対策専門

東京大学卒。総合型選抜専門塾にて小論文・志望理由書・面接対策を中心に多数の受験生を指導。これまでに難関国公立・私立大学への合格者を多数輩出してきた。総合型選抜において重要なのは「表現力」ではなく「思考力と一貫性」であるという信念のもと、再現性のある指導を徹底。大学入試改革やAI活用にも精通し、現在は株式会社mugendAIにて総合型選抜対策AIの監修を担当。受験生が“本質的に考える力”を身につける支援を行っている。

関連記事

HOME