
【2027年度】二松学舎大学の総合型選抜の情報まとめ|出願条件・倍率・選考方法を解説
二松学舎大学は、東京都千代田区に本部を置く私立大学で、漢学・東洋学の伝統を受け継ぐ文系特化型の大学です。文学部・国際政治経済学部の2学部構成で、特に漢文・中国語・日本文学に強みを持ちます。総合型選抜では、学力試験だけでは測れない意欲・個性・表現力を重視した選考が行われており、複数の選抜方式が設けられています。
この記事では、2027年度入試を対象に、二松学舎大学の総合型選抜の特徴・学部別情報・対策方法をまとめています。
1. 二松学舎大学の総合型選抜の特徴
特徴①:文学部・国際政治経済学部それぞれで複数の選抜方式を設置
文学部では国文学科・中国文学科・都市環境デザイン学科・歴史文化学科の各学科ごとに、国際政治経済学部では国際政治経済学科で、それぞれ総合型選抜が実施されます。学科の専門性に応じた選考内容が設定されており、志望学科への適性が問われます。
特徴②:志望理由書・面接を中心とした選考構成
多くの方式で、志望理由書や自己推薦書などの書類審査と面接(口頭試問を含む場合あり)が選考の中心となります。学科によっては小論文や課題レポートが課される場合もあり、書く力・話す力の両方が求められます。
特徴③:評定平均の基準が学科・方式によって異なる
出願条件として評定平均(GPA)の基準が設けられている方式があります。学科によって基準値が異なるため、志望学科の出願条件を早めに確認し、高校1・2年次から内申点を意識した学習が重要です。
2. 二松学舎大学の総合型選抜|学部・学科別情報の早見表
学部 | 学科 | 専攻・コース | 選考形式 | 募集人数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
文学部 | 国文学科 | ― | 書類審査・小論文・面接 | 約10名 | 約2〜3倍 |
文学部 | 中国文学科 | ― | 書類審査・面接 | 約5名 | 約2〜3倍 |
文学部 | 都市環境デザイン学科 | ― | 書類審査・面接 | 約5名 | 約2〜3倍 |
文学部 | 歴史文化学科 | ― | 書類審査・小論文・面接 | 約5名 | 約2〜3倍 |
国際政治経済学部 | 国際政治経済学科 | ― | 書類審査・小論文・面接 | 約10名 | 約2〜4倍 |
※募集人数・倍率はいずれも過去の傾向に基づく参考値です。2027年度の正式な数値は大学公式の募集要項でご確認ください。
3. 二松学舎大学の総合型選抜|学部・学科別情報
文学部
学部概要
文学部は、国文学科・中国文学科・都市環境デザイン学科・歴史文化学科の4学科で構成されています。二松学舎大学の建学の精神である漢学・東洋学の伝統を基盤に、言語・文学・歴史・地域文化を幅広く学べる学部です。
国文学科
募集人数
約10名(参考値)
出願条件
- 2027年3月に高等学校または中等教育学校を卒業見込みの者、または既卒者(浪人生)
- 評定平均3.0以上を目安とする場合あり(公式要項で確認)
- 国語・日本文学・日本語に関心を持ち、入学後の学修に強い意欲を有する者
- 本学を第一志望とする者(専願制の場合あり)
出願書類
- 入学志願票
- 調査書
- 志望理由書(自己推薦書)
- 活動報告書(任意提出の場合あり)
選考方法
- 書類審査(志望理由書・調査書等の内容を審査)
- 小論文(日本語・文学・文化に関するテーマが出題される傾向)
- 面接(志望動機・学修計画・自己PRなどを問う個人面接)
スケジュール
- 出願期間:9月上旬〜9月下旬(第1期)
- 一次結果発表:10月上旬
- 二次試験(面接等):10月中旬
- 最終合格発表:10月下旬〜11月上旬
倍率
約2〜3倍(参考値)
注意点
- 専願制の場合、合格後は入学が確約されるため、他大学の総合型選抜との日程調整が必要です。
- 志望理由書では、国文学・日本文学への具体的な関心や、大学入学後に何を学びたいかを明確に記述することが重要です。
- 小論文の出題テーマは文学・言語・文化に関連するため、日頃から読書や文章表現の練習を積んでおくことが望ましいです。
中国文学科
募集人数
約5名(参考値)
出願条件
- 2027年3月に高等学校または中等教育学校を卒業見込みの者、または既卒者
- 中国語・中国文学・中国文化に関心を持ち、入学後の学修に強い意欲を有する者
- 評定平均に関する基準が設けられている場合あり(公式要項で確認)
- 本学を第一志望とする者(専願制の場合あり)
出願書類
- 入学志願票
- 調査書
- 志望理由書(自己推薦書)
- 活動報告書(任意提出の場合あり)
選考方法
- 書類審査(志望理由書・調査書等の内容を審査)
- 面接(志望動機・中国語・中国文化への関心・学修計画を問う個人面接。簡単な中国語表現を問う場合あり)
スケジュール
- 出願期間:9月上旬〜9月下旬(第1期)
- 一次結果発表:10月上旬
- 二次試験(面接等):10月中旬
- 最終合格発表:10月下旬〜11月上旬
倍率
約2〜3倍(参考値)
注意点
- 中国語の学習経験がない受験生でも出願可能ですが、中国語・中国文化への具体的な関心と入学後の学習意欲を明確に示すことが重要です。
- 面接では中国語・中国文学・中国文化に関する基礎的な知識や関心を問われることが多いため、事前に基本的な知識を整理しておきましょう。
- 二松学舎大学の建学の精神(漢学・東洋学)との関連を志望理由に盛り込むと説得力が増します。
都市環境デザイン学科
募集人数
約5名(参考値)
出願条件
- 2027年3月に高等学校または中等教育学校を卒業見込みの者、または既卒者
- 都市・環境・地域デザインに関心を持ち、入学後の学修に強い意欲を有する者
- 評定平均に関する基準が設けられている場合あり(公式要項で確認)
- 本学を第一志望とする者(専願制の場合あり)
出願書類
- 入学志願票
- 調査書
- 志望理由書(自己推薦書)
- 活動報告書(任意提出の場合あり)
選考方法
- 書類審査(志望理由書・調査書等の内容を審査)
- 面接(志望動機・都市環境・地域社会への関心・学修計画を問う個人面接)
スケジュール
- 出願期間:9月上旬〜9月下旬(第1期)
- 一次結果発表:10月上旬
- 二次試験(面接等):10月中旬
- 最終合格発表:10月下旬〜11月上旬
倍率
約2〜3倍(参考値)
注意点
- 都市環境デザイン学科は文学部に属しながら、都市・地域・環境をテーマとした学際的な学びが特徴です。志望理由書では「なぜ文学部でこのテーマを学ぶのか」を明確に説明することが重要です。
- 地域活動・まちづくり・環境問題に関する実体験や関心があれば、積極的に志望理由書・面接でアピールしましょう。
- 面接では具体的な地域・都市の課題への問題意識を問われることがあります。
歴史文化学科
募集人数
約5名(参考値)
出願条件
- 2027年3月に高等学校または中等教育学校を卒業見込みの者、または既卒者
- 歴史・文化・民俗・考古学等に関心を持ち、入学後の学修に強い意欲を有する者
- 評定平均に関する基準が設けられている場合あり(公式要項で確認)
- 本学を第一志望とする者(専願制の場合あり)
出願書類
- 入学志願票
- 調査書
- 志望理由書(自己推薦書)
- 活動報告書(任意提出の場合あり)
選考方法
- 書類審査(志望理由書・調査書等の内容を審査)
- 小論文(歴史・文化・社会に関するテーマが出題される傾向)
- 面接(志望動機・歴史文化への関心・学修計画を問う個人面接)
スケジュール
- 出願期間:9月上旬〜9月下旬(第1期)
- 一次結果発表:10月上旬
- 二次試験(面接等):10月中旬
- 最終合格発表:10月下旬〜11月上旬
倍率
約2〜3倍(参考値)
注意点
- 小論文では歴史・文化・社会に関する資料読解や論述が求められるため、日頃から歴史的な出来事や文化的背景について自分の考えをまとめる練習をしておきましょう。
- 志望理由書では、特定の時代・地域・テーマへの具体的な関心を示すと説得力が増します。
- 高校での歴史・地理・公民の学習内容が面接で問われることがあります。
国際政治経済学部
学部概要
国際政治経済学部は国際政治経済学科の1学科構成で、国際政治・国際経済・外交・国際関係を幅広く学べる学部です。グローバルな視点で社会問題を分析する力や、英語・中国語などの外国語運用能力の育成にも力を入れています。
国際政治経済学科
募集人数
約10名(参考値)
出願条件
- 2027年3月に高等学校または中等教育学校を卒業見込みの者、または既卒者
- 国際政治・国際経済・外交・グローバル社会に関心を持ち、入学後の学修に強い意欲を有する者
- 評定平均3.0以上を目安とする場合あり(公式要項で確認)
- 英語資格(英検・TOEIC・TOEFL等)の提出が有利に働く場合あり
- 本学を第一志望とする者(専願制の場合あり)
出願書類
- 入学志願票
- 調査書
- 志望理由書(自己推薦書)
- 活動報告書(任意提出の場合あり)
- 英語資格・検定のスコア証明書(任意提出の場合あり)
選考方法
- 書類審査(志望理由書・調査書等の内容を審査)
- 小論文(国際政治・国際経済・社会問題に関するテーマが出題される傾向)
- 面接(志望動機・国際問題への関心・学修計画・自己PRを問う個人面接)
スケジュール
- 出願期間:9月上旬〜9月下旬(第1期)
- 一次結果発表:10月上旬
- 二次試験(面接等):10月中旬
- 最終合格発表:10月下旬〜11月上旬
倍率
約2〜4倍(参考値)
注意点
- 小論文では国際政治・経済・社会に関する時事問題が出題されることがあるため、日頃からニュースや新聞に目を通し、自分の意見を論述できるよう練習しておきましょう。
- 英語資格(英検2級以上・TOEIC600点以上等)があれば積極的に提出することで、語学力へのアピールになります。
- 面接では「なぜ国際政治経済を学びたいのか」「将来どのようなキャリアを描いているか」を具体的に話せるよう準備してください。
4. 二松学舎大学の総合型選抜の対策方法
総合型選抜に共通する対策
二松学舎大学の総合型選抜では、志望理由書・自己推薦書の完成度が合否に大きく影響します。まず「なぜ二松学舎大学なのか」「なぜその学科なのか」「大学でどんなことを学びたいのか」の3点を軸に自己分析を徹底しましょう。面接では、書類に書いた内容を深掘りされることが多いため、志望理由書と面接の内容に一貫性を持たせることが重要です。また、小論文が課される学科では、文章を論理的にまとめる練習を早めに始めることが必要です。
二松学舎大学だからこそ必要な対策
- 漢学・東洋学の精神への理解を深める:二松学舎大学は漢学・東洋学の伝統を持つ大学です。志望理由書や面接で「なぜこの大学か」を説明する際、建学の精神や大学の特色と自分の関心を結びつけて語れると説得力が大幅に増します。大学の公式サイトやパンフレットで建学の精神・教育理念を事前に確認しておきましょう。
- 学科の専門分野に関する基礎知識の習得:国文学科なら日本の古典文学・近現代文学、中国文学科なら中国語・中国の歴史文化、歴史文化学科なら日本史・東洋史、国際政治経済学科なら国際関係・時事問題など、志望学科の専門分野に関する基礎知識を身につけておくことが面接・小論文対策に直結します。
- 小論文の練習を学科テーマに合わせて行う:小論文が課される国文学科・歴史文化学科・国際政治経済学科では、テーマ型・資料分析型の小論文練習を繰り返し行いましょう。特に国際政治経済学科では時事問題を扱う可能性が高いため、新聞・ニュースを読んで自分の意見をまとめる習慣をつけることが重要です。
- 面接の模擬練習を複数回行う:すべての学科で面接が実施されます。学校の先生や塾講師に模擬面接を依頼し、「志望動機」「大学でやりたいこと」「高校時代の活動」について、自分の言葉で簡潔に伝えられるよう練習を重ねましょう。
総合型選抜対策AI「アオマル」
二松学舎大学の総合型選抜は、志望理由書・小論文・面接のすべてで「自分の考えを言語化する力」が問われます。しかし、一人で志望理由書を書き上げ、小論文を練習し、面接の想定問答を準備するのは、高校生にとって非常に難しい作業です。特に「なぜこの大学・この学科なのか」を説得力のある文章にまとめるには、自己分析と志望理由の整理を繰り返す必要があります。
総合型選抜対策AI「アオマル」を使えば、自己分析・志望理由書の壁打ち・面接練習・小論文の改善点確認などを、いつでも自分のペースで進めることができます。志望理由書の構成チェックや面接の想定質問への回答練習など、二松学舎大学の選抜に合わせた対策に活用してみてください。
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なお、大学が提出書類のAI代筆を禁止・制限している場合があります。アオマルは「自己分析の整理」「構成の壁打ち」「面接練習」「改善点の確認」など、あくまでも自分で考え・書くためのサポートツールとしてご活用ください。
5. 二松学舎大学の総合型選抜でよくある質問
Q1. 二松学舎大学の総合型選抜は併願できますか?
二松学舎大学の総合型選抜は、多くの方式で専願制(本学を第一志望とすること)が条件となっています。そのため、他大学の総合型選抜・AO入試との同時出願は原則できない場合があります。ただし、他大学の一般選抜との併願は可能です。専願・併願の条件は方式・学科によって異なる場合があるため、必ず2027年度の公式募集要項で確認してください。
Q2. 二松学舎大学の総合型選抜では活動実績が必要ですか?
活動実績(部活動・ボランティア・資格取得・課外活動等)が必須条件となっている方式は多くありませんが、活動報告書を任意提出できる場合があります。課外活動の実績がある場合は積極的にアピールすることで、志望への熱意や人物像を伝えることができます。一方、活動実績がなくても、学習への意欲・志望動機の明確さ・面接での表現力で十分に評価される場合があります。
Q3. 二松学舎大学の総合型選抜の過去問は公開されていますか?
小論文の過去問については、大学公式サイトや入試情報ページで一部公開されている場合があります。また、大学のオープンキャンパスや入試相談会で過去の出題テーマや傾向について情報提供が行われることがあります。詳細は大学の入試広報窓口に直接問い合わせるか、公式サイトの入試情報ページを確認してください。
Q4. 二松学舎大学の総合型選抜対策はいつから始めるべきですか?
出願が9月上旬からスタートすることを考えると、遅くとも高校3年生の5〜6月には準備を始めることが理想的です。評定平均の基準がある方式では高校1・2年次の成績も関係するため、早い段階から意識しておく必要があります。志望理由書の作成・小論文練習・面接準備にはそれぞれ一定の時間が必要なため、夏休みを活用して集中的に取り組むことをおすすめします。
Q5. 二松学舎大学の総合型選抜と一般選抜は併願できますか?
総合型選抜で合格した場合、多くの方式で入学が確約される専願制となっています。そのため、総合型選抜に合格した後に同大学の一般選抜に出願することは基本的にできません。ただし、総合型選抜で不合格になった場合は、二松学舎大学の一般選抜や他大学の一般選抜を受験することが可能です。専願・入学確約の条件については、必ず2027年度の公式募集要項で確認してください。
6. まとめ
二松学舎大学の総合型選抜は、文学部(国文学科・中国文学科・都市環境デザイン学科・歴史文化学科)と国際政治経済学部(国際政治経済学科)で実施されており、各学科の専門性に応じた選考内容が特徴です。多くの方式で専願制が採用されており、志望理由書・面接が選考の中心となります。学科によっては小論文も課されるため、早めの対策が不可欠です。
志望学科の出願条件(評定平均・専願条件等)・選考内容・スケジュールは、2027年度の公式募集要項で必ず最新情報を確認してください。
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二松学舎大学の総合型選抜では、「なぜこの大学・この学科なのか」を言語化する力が最も重要な対策です。自己分析・志望理由書の作成・面接練習をしっかり積み重ねて、合格を目指しましょう。
この記事を書いているのは

坂本浩一 ❘ 東京大学卒・総合型選抜対策専門
東京大学卒。総合型選抜専門塾にて小論文・志望理由書・面接対策を中心に多数の受験生を指導。これまでに難関国公立・私立大学への合格者を多数輩出してきた。総合型選抜において重要なのは「表現力」ではなく「思考力と一貫性」であるという信念のもと、再現性のある指導を徹底。大学入試改革やAI活用にも精通し、現在は株式会社mugendAIにて総合型選抜対策AIの監修を担当。受験生が“本質的に考える力”を身につける支援を行っている。
