
【2027年度】横浜国立大学の総合型選抜の情報まとめ|出願条件・倍率・選考方法を解説
横浜国立大学の総合型選抜(AO入試)は、国立大学でありながら複数の学部・学科で実施されており、学力だけでなく「意欲・思考力・個性」を重視した選抜が特徴です。この記事では、2027年度入試を対象に、学部・学科別の募集人数・出願条件・選考方法・スケジュール・倍率をまとめています。
1. 横浜国立大学の総合型選抜の特徴
特徴①:国立大学ならではの高い専門性を問う選考
横浜国立大学の総合型選抜では、志望理由書や小論文・口頭試問を通じて、学問への興味・関心と論理的思考力が問われます。私立大学の総合型選抜と比べて、専門分野への深い理解や学術的な問題意識が重視される傾向があります。
特徴②:学部・学科によって選考内容が大きく異なる
教育学部・経済学部・経営学部・理工学部・都市科学部など、学部ごとに選考方式・出願条件・提出書類が異なります。一部の学科では評定平均や英語資格の基準が設けられており、志望学部の要件を早期に確認することが不可欠です。
特徴③:共通テストを課さず、書類・面接・小論文で総合評価
横浜国立大学の総合型選抜は、多くの学部・学科で共通テストを課さない方式を採用しています。そのため、志望理由書・活動報告書・面接・小論文などの準備が合否を左右します。一方で、合格後の入学確約(専願)が求められる学科もあるため、出願前に条件を確認することが重要です。
2. 横浜国立大学の総合型選抜|学部・学科別情報の早見表
学部 | 学科 | 専攻・コース | 選考形式 | 募集人数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
教育学部 | 学校教員養成課程(小学校教育) | ― | 書類・面接・小論文 | 約5名 | 約3〜4倍 |
教育学部 | 学校教員養成課程(中学校教育) | ― | 書類・面接・小論文 | 約5名 | 約3〜4倍 |
教育学部 | 養護教諭養成課程 | ― | 書類・面接・小論文 | 約3名 | 約3〜4倍 |
経済学部 | 経済学科 | ― | 書類・面接・小論文 | 約10名 | 約4〜5倍 |
経営学部 | 経営学科 | ― | 書類・面接・小論文 | 約10名 | 約4〜5倍 |
理工学部 | 機械・材料・海洋系学科 | ― | 書類・面接・口頭試問 | 約5名 | 約2〜3倍 |
理工学部 | 化学・生命系学科 | ― | 書類・面接・口頭試問 | 約5名 | 約2〜3倍 |
理工学部 | 数物・電気電子系学科 | ― | 書類・面接・口頭試問 | 約5名 | 約2〜3倍 |
理工学部 | 情報・制御系学科 | ― | 書類・面接・口頭試問 | 約5名 | 約2〜3倍 |
都市科学部 | 都市社会共生学科 | ― | 書類・面接・小論文 | 約5名 | 約4〜5倍 |
都市科学部 | 建築学科 | ― | 書類・面接・課題 | 約5名 | 約3〜4倍 |
都市科学部 | 都市基盤学科 | ― | 書類・面接・口頭試問 | 約3名 | 約3〜4倍 |
都市科学部 | 環境リスク共生学科 | ― | 書類・面接・口頭試問 | 約3名 | 約3〜4倍 |
※募集人数・倍率は過去の傾向に基づく参考値です。2027年度の確定値は大学公式の募集要項でご確認ください。
3. 横浜国立大学の総合型選抜|学部・学科別情報
教育学部
学部概要
教育学部は学校教員養成課程と養護教諭養成課程を設置しており、総合型選抜では学校教育や養護教育への強い意欲と適性が重視されます。
学校教員養成課程(小学校教育)
募集人数:約5名(参考値)
出願条件
- 高校卒業(見込み)または同等の資格を有する者
- 小学校教育・子どもの教育に強い関心と意欲を持つ者
- 評定平均:おおむね3.5以上が目安
- 専願(入学確約)が条件となる場合あり
出願書類
- 志望理由書
- 活動報告書(教育・ボランティア・部活動等)
- 調査書
- 推薦書(高校長または担任)
選考方法
- 書類審査:志望理由書・活動報告書をもとに一次選考
- 小論文:教育・子ども・社会に関するテーマで出題(約600〜800字程度)
- 面接:個人面接。志望動機・教育への考え方・自己の経験について問われる
スケジュール
- 出願期間:9月上旬〜9月下旬
- 一次結果発表:10月上旬
- 二次試験(面接・小論文):10月中旬〜下旬
- 最終合格発表:11月上旬
倍率:約3〜4倍(参考値)
注意点
- 専願制のため、合格した場合は入学が確約されます。他大学との併願は原則できません。
- 教育実習・ボランティア経験など、教育に関わる具体的な活動経験があると有利です。
- 志望理由書には「なぜ小学校教育か」「横浜国立大学でなければならない理由」を具体的に記述することが求められます。
学校教員養成課程(中学校教育)
募集人数:約5名(参考値)
出願条件
- 高校卒業(見込み)または同等の資格を有する者
- 中学校教育・教科教育への強い関心と意欲を持つ者
- 評定平均:おおむね3.5以上が目安
- 専願(入学確約)が条件となる場合あり
出願書類
- 志望理由書
- 活動報告書(教育・ボランティア・部活動・資格等)
- 調査書
- 推薦書(高校長または担任)
選考方法
- 書類審査:志望理由書・活動報告書をもとに一次選考
- 小論文:教育・社会・専門教科に関するテーマで出題
- 面接:個人面接。志望教科・教育観・経験について問われる
スケジュール
- 出願期間:9月上旬〜9月下旬
- 一次結果発表:10月上旬
- 二次試験(面接・小論文):10月中旬〜下旬
- 最終合格発表:11月上旬
倍率:約3〜4倍(参考値)
注意点
- 専願制のため、合格した場合は入学が確約されます。
- 志望する教科(数学・理科・国語・英語・社会・音楽・美術・保健体育・技術・家庭)ごとに選考内容が異なる場合があります。
- 教科の専門的な学習経験や資格(英検・数検等)があると評価されやすいです。
養護教諭養成課程
募集人数:約3名(参考値)
出願条件
- 高校卒業(見込み)または同等の資格を有する者
- 養護教諭・学校保健への強い関心と意欲を持つ者
- 評定平均:おおむね3.5以上が目安
- 専願(入学確約)が条件となる場合あり
出願書類
- 志望理由書
- 活動報告書(保健・医療・ボランティア等)
- 調査書
- 推薦書(高校長または担任)
選考方法
- 書類審査:志望理由書・活動報告書をもとに一次選考
- 小論文:保健・医療・子どもの健康に関するテーマで出題
- 面接:個人面接。養護教諭を志す動機・経験・適性について問われる
スケジュール
- 出願期間:9月上旬〜9月下旬
- 一次結果発表:10月上旬
- 二次試験(面接・小論文):10月中旬〜下旬
- 最終合格発表:11月上旬
倍率:約3〜4倍(参考値)
注意点
- 専願制のため、合格した場合は入学が確約されます。
- 募集人数が少ないため、競争率が高くなる傾向があります。
- 保健室や医療機関でのボランティア・インターン経験があると評価されやすいです。
経済学部
経済学科
学科概要
経済学科の総合型選抜は、経済学・社会科学への強い関心と、論理的思考力・問題解決能力を持つ学生を求めています。
募集人数:約10名(参考値)
出願条件
- 高校卒業(見込み)または同等の資格を有する者
- 経済学・社会科学への強い関心を持つ者
- 評定平均:おおむね3.5以上が目安
- 専願(入学確約)が条件となる場合あり
出願書類
- 志望理由書
- 自己推薦書または活動報告書
- 調査書
- 推薦書(高校長または担任)
- 英語資格スコア(英検・TOEFL・IELTS等。提出できる場合は加点要素)
選考方法
- 書類審査:志望理由書・活動報告書をもとに一次選考
- 小論文:経済・社会・時事問題に関するテーマで出題(論述形式)
- 面接:個人面接またはグループ面接。経済学への関心・志望動機・論理的思考力を問われる
スケジュール
- 出願期間:9月上旬〜9月下旬
- 一次結果発表:10月上旬
- 二次試験(面接・小論文):10月中旬〜下旬
- 最終合格発表:11月上旬
倍率:約4〜5倍(参考値)
注意点
- 経済学の基礎知識(需要と供給・GDP・インフレ等)を事前に学習しておくと面接・小論文で有利です。
- 英語資格(英検2級以上等)は必須ではありませんが、スコアがある場合は積極的に提出しましょう。
- 志望理由書では「なぜ経済学か」「横浜国立大学でなければならない理由」を具体的に記述することが求められます。
経営学部
経営学科
学科概要
経営学科の総合型選抜は、経営学・ビジネスへの関心と、主体的に課題を発見・解決できる能力を持つ学生を求めています。
募集人数:約10名(参考値)
出願条件
- 高校卒業(見込み)または同等の資格を有する者
- 経営学・ビジネス・社会課題への強い関心を持つ者
- 評定平均:おおむね3.5以上が目安
- 専願(入学確約)が条件となる場合あり
出願書類
- 志望理由書
- 自己推薦書または活動報告書
- 調査書
- 推薦書(高校長または担任)
- 英語資格スコア(提出できる場合は加点要素)
選考方法
- 書類審査:志望理由書・活動報告書をもとに一次選考
- 小論文:経営・ビジネス・社会問題に関するテーマで出題
- 面接:個人面接。経営学への関心・志望動機・将来のビジョンについて問われる
スケジュール
- 出願期間:9月上旬〜9月下旬
- 一次結果発表:10月上旬
- 二次試験(面接・小論文):10月中旬〜下旬
- 最終合格発表:11月上旬
倍率:約4〜5倍(参考値)
注意点
- 起業・ビジネスコンテスト・学生団体活動などの実績があると評価されやすい傾向があります。
- 経営学の基礎(マーケティング・財務・組織論等)を事前に学んでおくと面接・小論文で有利です。
- 英語資格スコアがある場合は積極的に提出しましょう。
理工学部
学部概要
理工学部の総合型選抜は、数学・理科への高い学力と、工学・理学への強い探究心を持つ学生を対象としています。口頭試問では数学・理科の基礎知識が問われるため、学力面の準備も必要です。
機械・材料・海洋系学科
募集人数:約5名(参考値)
出願条件
- 高校卒業(見込み)または同等の資格を有する者
- 機械工学・材料工学・海洋工学への強い関心を持つ者
- 評定平均:おおむね3.5以上が目安(数学・理科の評定を重視)
- 専願(入学確約)が条件となる場合あり
出願書類
- 志望理由書
- 活動報告書(研究・実験・コンテスト等)
- 調査書
- 推薦書(高校長または担任)
選考方法
- 書類審査:志望理由書・活動報告書をもとに一次選考
- 口頭試問:数学・物理を中心とした専門的な口頭試問。高校範囲の数学・物理の応用問題が出題される場合あり
- 面接:研究への関心・志望動機・将来の展望について問われる
スケジュール
- 出願期間:9月上旬〜9月下旬
- 一次結果発表:10月上旬
- 二次試験(口頭試問・面接):10月中旬〜下旬
- 最終合格発表:11月上旬
倍率:約2〜3倍(参考値)
注意点
- 口頭試問では数学(微分・積分・ベクトル等)・物理の基礎〜応用が問われます。一般選抜並みの学力準備が必要です。
- 理科系のコンテスト・研究活動・実験経験があると有利です。
- 専願制のため、合格した場合は入学が確約されます。
化学・生命系学科
募集人数:約5名(参考値)
出願条件
- 高校卒業(見込み)または同等の資格を有する者
- 化学・生命科学・バイオテクノロジーへの強い関心を持つ者
- 評定平均:おおむね3.5以上が目安(化学・生物の評定を重視)
- 専願(入学確約)が条件となる場合あり
出願書類
- 志望理由書
- 活動報告書(研究・実験・コンテスト等)
- 調査書
- 推薦書(高校長または担任)
選考方法
- 書類審査:志望理由書・活動報告書をもとに一次選考
- 口頭試問:化学・生物を中心とした専門的な口頭試問
- 面接:研究への関心・志望動機・将来の展望について問われる
スケジュール
- 出願期間:9月上旬〜9月下旬
- 一次結果発表:10月上旬
- 二次試験(口頭試問・面接):10月中旬〜下旬
- 最終合格発表:11月上旬
倍率:約2〜3倍(参考値)
注意点
- 口頭試問では化学(有機・無機・物理化学)・生物の基礎〜応用が問われます。
- 化学・生物系のオリンピック参加経験や研究実績があると評価されやすいです。
- 専願制のため、合格した場合は入学が確約されます。
数物・電気電子系学科
募集人数:約5名(参考値)
出願条件
- 高校卒業(見込み)または同等の資格を有する者
- 数学・物理・電気電子工学への強い関心を持つ者
- 評定平均:おおむね3.5以上が目安(数学・物理の評定を重視)
- 専願(入学確約)が条件となる場合あり
出願書類
- 志望理由書
- 活動報告書(数学・物理オリンピック・研究活動等)
- 調査書
- 推薦書(高校長または担任)
選考方法
- 書類審査:志望理由書・活動報告書をもとに一次選考
- 口頭試問:数学・物理を中心とした専門的な口頭試問
- 面接:研究への関心・志望動機・将来の展望について問われる
スケジュール
- 出願期間:9月上旬〜9月下旬
- 一次結果発表:10月上旬
- 二次試験(口頭試問・面接):10月中旬〜下旬
- 最終合格発表:11月上旬
倍率:約2〜3倍(参考値)
注意点
- 数学オリンピック・物理オリンピック・情報オリンピックなどの参加・受賞経験は大きな強みになります。
- 口頭試問では大学レベルに近い問題が出題される場合もあるため、高校数学・物理の完成度を高めておく必要があります。
- 専願制のため、合格した場合は入学が確約されます。
情報・制御系学科
募集人数:約5名(参考値)
出願条件
- 高校卒業(見込み)または同等の資格を有する者
- 情報工学・制御工学・コンピュータサイエンスへの強い関心を持つ者
- 評定平均:おおむね3.5以上が目安(数学・情報の評定を重視)
- 専願(入学確約)が条件となる場合あり
出願書類
- 志望理由書
- 活動報告書(プログラミング・競技プログラミング・研究活動等)
- 調査書
- 推薦書(高校長または担任)
選考方法
- 書類審査:志望理由書・活動報告書をもとに一次選考
- 口頭試問:数学・情報・物理を中心とした専門的な口頭試問
- 面接:研究への関心・志望動機・将来の展望について問われる
スケジュール
- 出願期間:9月上旬〜9月下旬
- 一次結果発表:10月上旬
- 二次試験(口頭試問・面接):10月中旬〜下旬
- 最終合格発表:11月上旬
倍率:約2〜3倍(参考値)
注意点
- 競技プログラミング(AtCoder等)の実績やアプリ・システム開発経験があると評価されやすいです。
- 情報オリンピック(JOI)の参加・受賞経験は大きな強みになります。
- 専願制のため、合格した場合は入学が確約されます。
都市科学部
学部概要
都市科学部は、都市・建築・環境・社会に関する幅広い問題を扱う学部です。総合型選抜では、社会課題への関心と、文理横断的な思考力・表現力が重視されます。
都市社会共生学科
募集人数:約5名(参考値)
出願条件
- 高校卒業(見込み)または同等の資格を有する者
- 都市・社会・文化・まちづくりへの強い関心を持つ者
- 評定平均:おおむね3.5以上が目安
- 専願(入学確約)が条件となる場合あり
出願書類
- 志望理由書
- 活動報告書(まちづくり・ボランティア・社会活動等)
- 調査書
- 推薦書(高校長または担任)
選考方法
- 書類審査:志望理由書・活動報告書をもとに一次選考
- 小論文:都市・社会・文化・まちづくりに関するテーマで出題
- 面接:個人面接。志望動機・社会課題への関心・将来のビジョンについて問われる
スケジュール
- 出願期間:9月上旬〜9月下旬
- 一次結果発表:10月上旬
- 二次試験(面接・小論文):10月中旬〜下旬
- 最終合格発表:11月上旬
倍率:約4〜5倍(参考値)
注意点
- まちづくり・地域活動・ボランティアなどの実践的な活動経験があると有利です。
- 小論文では、社会問題に対して自分の意見を論理的に述べる力が求められます。
- 専願制のため、合格した場合は入学が確約されます。
建築学科
募集人数:約5名(参考値)
出願条件
- 高校卒業(見込み)または同等の資格を有する者
- 建築・デザイン・都市空間への強い関心を持つ者
- 評定平均:おおむね3.5以上が目安
- 専願(入学確約)が条件となる場合あり
出願書類
- 志望理由書
- 活動報告書・ポートフォリオ(建築・デザイン作品等があれば提出可)
- 調査書
- 推薦書(高校長または担任)
選考方法
- 書類審査:志望理由書・活動報告書・ポートフォリオをもとに一次選考
- 課題(デッサン・空間表現・建築的思考を問う課題):建築への適性を見る実技的な課題が課される場合あり
- 面接:建築への関心・志望動機・将来のビジョンについて問われる
スケジュール
- 出願期間:9月上旬〜9月下旬
- 一次結果発表:10月上旬
- 二次試験(課題・面接):10月中旬〜下旬
- 最終合格発表:11月上旬
倍率:約3〜4倍(参考値)
注意点
- ポートフォリオ(建築・デザイン・スケッチ等の作品集)を事前に準備しておくと有利です。
- 建築見学・模型制作・デザインコンテスト参加経験があると評価されやすいです。
- 専願制のため、合格した場合は入学が確約されます。
都市基盤学科
募集人数:約3名(参考値)
出願条件
- 高校卒業(見込み)または同等の資格を有する者
- 土木工学・インフラ・都市基盤への強い関心を持つ者
- 評定平均:おおむね3.5以上が目安(数学・理科の評定を重視)
- 専願(入学確約)が条件となる場合あり
出願書類
- 志望理由書
- 活動報告書(研究・コンテスト・ボランティア等)
- 調査書
- 推薦書(高校長または担任)
選考方法
- 書類審査:志望理由書・活動報告書をもとに一次選考
- 口頭試問:数学・物理を中心とした口頭試問
- 面接:インフラ・都市基盤への関心・志望動機について問われる
スケジュール
- 出願期間:9月上旬〜9月下旬
- 一次結果発表:10月上旬
- 二次試験(口頭試問・面接):10月中旬〜下旬
- 最終合格発表:11月上旬
倍率:約3〜4倍(参考値)
注意点
- 数学・物理の基礎をしっかり固めておく必要があります。
- 土木・インフラ・防災に関するニュースや社会問題に日頃から関心を持っておきましょう。
- 専願制のため、合格した場合は入学が確約されます。
環境リスク共生学科
募集人数:約3名(参考値)
出願条件
- 高校卒業(見込み)または同等の資格を有する者
- 環境問題・リスク管理・生態系への強い関心を持つ者
- 評定平均:おおむね3.5以上が目安(理科の評定を重視)
- 専願(入学確約)が条件となる場合あり
出願書類
- 志望理由書
- 活動報告書(環境活動・研究・ボランティア等)
- 調査書
- 推薦書(高校長または担任)
選考方法
- 書類審査:志望理由書・活動報告書をもとに一次選考
- 口頭試問:化学・生物・物理を中心とした口頭試問
- 面接:環境問題・リスクへの関心・志望動機について問われる
スケジュール
- 出願期間:9月上旬〜9月下旬
- 一次結果発表:10月上旬
- 二次試験(口頭試問・面接):10月中旬〜下旬
- 最終合格発表:11月上旬
倍率:約3〜4倍(参考値)
注意点
- 環境問題・SDGs・気候変動に関する知識を深めておくと面接・口頭試問で有利です。
- 環境ボランティア・フィールドワーク・理科系の研究活動経験があると評価されやすいです。
- 専願制のため、合格した場合は入学が確約されます。
4. 横浜国立大学の総合型選抜の対策方法
総合型選抜に共通する対策
横浜国立大学の総合型選抜では、まず「なぜ横浜国立大学のその学部・学科でなければならないのか」を言語化することが最重要です。志望理由書・自己推薦書は、自分の経験・関心・将来のビジョンと、横浜国立大学の教育内容・研究環境を具体的に結びつけた内容にする必要があります。また、活動報告書では学校内外の経験(部活・ボランティア・研究・コンテスト等)を整理し、「その経験から何を学び、大学でどう活かすか」まで論理的に説明できるよう準備しましょう。面接では、自分の言葉でしっかり話せるよう、練習を重ねることが重要です。
横浜国立大学だからこそ必要な対策
- 口頭試問対策(理工学部・都市科学部理系学科):理工学部や都市基盤学科・環境リスク共生学科では、数学・理科の口頭試問が実施されます。高校数学・物理・化学・生物の基礎〜応用を丁寧に復習し、問題を「声に出して説明する」練習を重ねることが不可欠です。一般選抜と並行して学力を高めておくことが合格への近道です。
- 小論文対策(文系学部・教育学部・都市社会共生学科):経済学部・経営学部・教育学部・都市社会共生学科では、社会問題・教育・経済・まちづくりに関する小論文が出題されます。日頃から新聞・ニュースを読み、社会問題に対して自分の意見を論理的に書く練習をしておきましょう。
- ポートフォリオ・作品集の準備(建築学科):建築学科を志望する場合は、建築・デザイン・スケッチなどの作品をまとめたポートフォリオを事前に準備しましょう。建築見学・模型制作・デザインコンテスト参加経験も積極的にアピールしてください。
- 英語資格の取得:経済学部・経営学部では英語資格スコア(英検・TOEFL・IELTS等)が加点要素になる場合があります。高校2〜3年生の間に英検2級以上・TOEFL iBT 60以上などを目指して準備しておくと有利です。
総合型選抜対策AI「アオマル」
横浜国立大学の総合型選抜は、学部・学科ごとに口頭試問・小論文・面接・ポートフォリオなど選考内容が大きく異なり、それぞれに合った準備が必要です。しかし、「志望理由書をどう書けばいいか」「小論文の論理構成が正しいか」「面接でうまく話せるか」を一人で改善し続けるのは非常に難しいものです。
総合型選抜対策AI「アオマル」なら、志望理由書・自己推薦書・活動報告書の構成チェックや改善提案、小論文の論理チェック、面接の想定問答練習、自己分析の壁打ちなどを、24時間いつでも活用できます。
なお、大学が提出書類のAI代筆を禁止・制限している場合は、アオマルを「自己分析・壁打ち・改善点の確認・練習」として活用し、最終的な文章は自分の言葉で仕上げることを心がけてください。
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5. 横浜国立大学の総合型選抜でよくある質問
Q1. 横浜国立大学の総合型選抜は併願できますか?
横浜国立大学の総合型選抜は、多くの学部・学科で専願(入学確約)制を採用しています。そのため、合格した場合は横浜国立大学への入学が確約されており、他の国公立大学・私立大学の総合型選抜との併願は原則できません。ただし、学部・学科によって条件が異なる場合があるため、2027年度の募集要項を必ず確認してください。
Q2. 横浜国立大学の総合型選抜では活動実績が必要ですか?
活動実績が必須条件となっている学科は少ないですが、活動報告書の提出が求められる学部・学科がほとんどです。教育学部では教育・ボランティア経験、理工学部では理科系コンテスト・研究活動、建築学科では建築・デザイン作品、都市社会共生学科ではまちづくり・地域活動などの実績があると評価されやすい傾向があります。特定の資格や受賞歴が必須ではない場合でも、「経験から何を学んだか」を具体的に説明できることが重要です。
Q3. 横浜国立大学の総合型選抜の過去問は公開されていますか?
横浜国立大学では、総合型選抜の小論文・口頭試問の過去問や出題意図が大学公式サイトや入試情報ページで一部公開されている場合があります。詳細は横浜国立大学入試課に問い合わせるか、大学公式サイトの入試情報ページを確認してください。また、大学が開催するオープンキャンパス・入試説明会では、選考の詳細や傾向について説明が行われることがあるため、積極的に参加することをおすすめします。
Q4. 横浜国立大学の総合型選抜対策はいつから始めるべきですか?
出願期間が9月上旬〜下旬であることを考えると、高校3年生の4〜5月には準備を開始するのが理想的です。志望理由書・活動報告書の作成には時間がかかるため、自己分析や活動経験の整理は早めに取り組みましょう。また、理工学部・都市科学部の口頭試問対策は一般選抜と並行して進める必要があるため、高校2年生のうちから数学・理科の学力を高めておくことが重要です。英語資格(英検等)は高校2〜3年生の間に取得しておくと余裕を持って出願できます。
Q5. 横浜国立大学の総合型選抜と一般選抜は併願できますか?
横浜国立大学の総合型選抜は専願制のため、合格・入学手続き後に一般選抜を受験することは原則できません。ただし、総合型選抜で不合格になった場合は、同大学の一般選抜(前期・後期)や他大学の一般選抜を受験することは可能です。総合型選抜の結果発表(11月上旬)後でも、共通テスト(1月)・一般選抜(2〜3月)の準備を並行して進めておくことを強くおすすめします。
6. まとめ
横浜国立大学の総合型選抜は、教育学部・経済学部・経営学部・理工学部・都市科学部の各学部で実施されており、学部・学科ごとに選考内容(小論文・口頭試問・面接・課題)が大きく異なります。
志望学部・学科によって必要な準備が異なるため、まず2027年度の公式募集要項で出願条件・選考内容・スケジュールを確認することが最初のステップです。理工学部・都市科学部の理系学科では口頭試問対策として高い学力が求められ、文系学部では小論文・面接・志望理由書の質が合否を左右します。
なお、横浜国立大学と同様に国立大学の総合型選抜を検討している方は、【2027年度】千葉大学の総合型選抜の情報まとめ|出願条件・倍率・選考方法を解説や【2027年度】筑波大学の総合型選抜の情報まとめ|出願条件・倍率・選考方法を解説、【2027年度】東北大学の総合型選抜の情報まとめ|出願条件・倍率・選考方法を解説も参考にしてください。また、大阪公立大学を検討している方は【2027年度】大阪公立大学の総合型選抜の情報まとめ|出願条件・倍率・選考方法を解説もあわせてご覧ください。
総合型選抜対策AI「アオマル」を活用して、志望理由書・小論文・面接の準備を効率よく進めましょう。
この記事を書いているのは

藤堂誠 ❘ 総合型選抜対策専門塾講師
大学での入試・教育評価に関する知見をもとに、総合型選抜・学校推薦型選抜の対策を監修。志望理由書・小論文・面接において、大学側が重視する「学びへの意欲」「探究の一貫性」「将来像との接続」を踏まえた指導を行う。現在は株式会社mugendAIにて、受験生が自分の経験や関心を大学に伝わる形で整理できるよう、総合型選抜対策コンテンツの監修を担当している。
